ジブリパーク:名古屋地下鉄に「ジブリの大倉庫」車両 カオナシ、湯婆婆が車内に 宮崎吾朗監督描き下ろし「大さんぽのしおり」も

名古屋市営地下鉄の東山線名古屋駅ほかで掲出される「ジブリパーク」のビジュアル(C)Studio Ghibli
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名古屋市営地下鉄の東山線名古屋駅ほかで掲出される「ジブリパーク」のビジュアル(C)Studio Ghibli

 スタジオジブリ作品の世界観を表現する公園施設「ジブリパーク」が、愛・地球博記念公園(モリコロパーク、愛知県長久手市)に11月1日にオープンすることを受けて、同日から名古屋市営地下鉄東山線で「『ジブリの大倉庫』車両」が走行することが分かった。「ジブリの大倉庫」はパークのメインエリアで、「『ジブリの大倉庫』車両」は、車両ごとに「千と千尋の神隠し」のカオナシや湯婆婆、「天空の城ラピュタ」のロボット兵などの装飾が施される。11月15日まで。

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 スタジオジブリの宮崎吾朗監督が描き下ろした同パークのしおり「大さんぽのしおり」のデジタルデータが公式サイトで配布される。イラストを交えて服装や持ち物、飲食場所などを紹介する。名古屋市営地下鉄では、東山線名古屋駅ホームの大型壁面、栄駅、藤が丘駅のデジタルサイネージほかでネコバスのビジュアルが掲出される。

 ジブリパークは、愛知万博の理念の継承と、スタジオジブリの作品を伝え、残していくことを目的に「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」の五つのエリアが発表されている。映画「耳をすませば」の「地球屋」や、映画「となりのトトロ」の「サツキとメイの家」を中心とした昭和の田園景観、映画「もののけ姫」のエミシの村とタタラ場をもとにした和の里山的な風景、映画「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」などの北ヨーロッパ風の空間などが整備される予定。

 2022年秋に「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」を開業し、「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」は、その約1年後の開業を予定している。

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