silent:「歌詞カードで読みたい」 紬&想の思いに視聴者共感「今の時代だからこそ温かみを感じる」

連続ドラマ「silent」第9話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」第9話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第9話が12月8日に放送された。青羽紬(川口さん)と佐倉想(目黒蓮さん)の「歌詞カードで読みたい」という思いに共感する視聴者が相次いだ。

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 部屋でCDの整理をしていた紬は、その様子を見た弟の光(板垣李光人さん)に「サブスクのほうが安く済むのに」と声を掛けられる。CDショップで働く紬は、「働き始めたときさ、音楽がずっと流れてるのももちろんうれしかったけど、なんていうかCDに囲まれてるのがうれしかったんだよね。CDが好きなんだよね」と思いを明かす。

 それから、高校時代にiPodごと借りたこと、良かった曲の歌詞カードをCDのレンタル店で立ち読みしたことを振り返る。「検索すれば出るじゃん、歌詞」という光に、紬は小さく笑った。

 後日、紬が働く店に想がやって来る。想が紬のレジに持ってきたのはロックバンド「スピッツ」のアルバム「見っけ」だった。

 CDを見た紬は「(佐倉くんに)貸そうと思ってたやつ。どうする? 買う? 私の貸してもいいよ」と話すが、想は「買う。自分で持っていたい。実家で久しぶりにCD触って、これまだ持ってないって思い出して」と伝える。

 さらに、紬は「もう歌詞読んだ? ネットとかで」と想に尋ねる。想が「まだ。歌詞カードで最初に読もうと思って」と答えると、紬は「それがいいよ」と共感し、「いいなあ。私も記憶全部なくして、また一から読みたい」と想をうらやんだ。

 SNSでは「聴いたことない曲を聴きながら知らない歌詞を歌詞カードで読んでいく青春、懐かしいな……」「自分でCDを買って、ブックレットを見て、歌詞カードを読んで、そのCDがずっと手元にある。こういうの、すごくいいのよね」「CDを初めて開けた時、歌詞カードを開く時のときめき、CDそのものだけじゃなくて作品として持っていたいみたいなのってすごい共感」と話題に。

 また、「サブスクですぐに曲が聴けちゃう今の時代だからこそCDや歌詞カードの温かみみたいなものをより感じる気がする」「CDを手に取って歌詞カードを見て曲だけじゃない楽しみもあるんだよね」といった声も上がった。

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