silent:「桃野さんみたいな人は桃野さんしかいなかった」 春尾先生が奈々に伝えた想い

連続ドラマ「silent」第10話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」第10話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第10話が12月15日に放送され、桃野奈々(夏帆さん)と春尾正輝(風間俊介さん)の温かいやりとりが話題を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 手紙を読んで奈々の思いを知った春尾は行きつけの居酒屋に奈々を誘う。手話を仕事にした理由を聞いた奈々に春尾は「ろう者ともっとコミュニケーションを取って理解しようと頑張ったら、自分でも分かり合えるかもしれないって思ったから」と答える。

 しかし、春尾は「手話はコミュニケーションの手段でしかなかった。言葉の意味を理解することと、相手の想(おも)いが分かるってことは違った」と続ける。「聴者にいろんな人がいるように、ろう者にだっていろんな人がいたし、いろんなろう者と知り合ったけど、桃野さんみたいな人は桃野さんしかいなかった」

 「結局は伝えたいとか受け取ろうとか、そういう気持ちがあるかどうかなんだと思う」と語りかける春尾に奈々は「大人になったね」と笑顔で答え、春尾も「自分でもそう思うよ」とおどけるのだった。

 2人の会話にSNSでは「愛の告白よね」「春尾先生の言葉、すごくうれしいよね」と感動の声が上がったほか、「想にそれ言ってあげてほしい。聞こえる聞こえないは関係ない。手話はただのツール」と紬との関係に悩む佐倉想(目黒蓮さん)へのメッセージもみられた。

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