佐野史郎：がん患い「患者役に徹した」　“楽しかった”入院生活を「徹子の部屋」で振り返る　

　俳優の佐野史郎さんが、2月9日午後1時から放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演する。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　佐野さんは、2021年12月放送の同番組で血液がんの一種の多発性骨髄腫を患っていると告白。番組でのがん公表は、佐野さんが第二の母と慕う野際陽子さんと黒柳さんが親友だったからと明かす。

　退院直後、舞台俳優の先輩・柄本明さんが佐野さんの元を訪ねた際、入院生活を「楽しかった」と言ったという。その理由を佐野さんは「撮影現場と同じだったから」と。医師は監督、病院スタッフはカメラマンや照明と同じで、「この病気を治そう」という気持ちは「この作品を良いものに仕上げよう」とする撮影現場と一緒だと感じた、と振り返る。

　それで「自分は患者役に徹すればいい」と考えられるようになり、不安もなくなったと語る。