日本テレビ:金曜深夜に大人女性ターゲットの新ドラマ枠 第1弾は稲森いずみ主演「夫婦が壊れるとき」 英国ヒット作をリメーク

4月7日スタートの連続ドラマ「夫婦が壊れるとき」のキービジュアル=日本テレビ提供
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4月7日スタートの連続ドラマ「夫婦が壊れるとき」のキービジュアル=日本テレビ提供

 日本テレビが、4月期から金曜深夜0時半に新ドラマ枠「金曜ドラマDEEP」を設けることが2月28日、明らかになった。18歳以上の女性をメインターゲットに、深夜だからこそ描けるディープな人間模様や大人の恋愛などを描いたドラマを届ける。同局のコンテンツ戦略局編成部・藤澤季世子さんは「深夜だからこそ届けられる、目のこえた大人女性層の皆さんに夢中になってもらえるドラマは何か……、と寝ても覚めても考えながら、この新枠を立ち上げました」と話し、「少し刺激的で“DEEP”なドラマをお届けしたいと考えています」と明かした。

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 第1弾は女優の稲森いずみさん主演の「夫婦が壊れるとき」を放送。2015、17年に英国のBBCで放送され、各賞を総なめにした「女医フォスター 夫の情事、私の決断」が原作で、これまで韓国など各国でリメークされているヒット作だ。

 主人公は夫と子供に囲まれ“完璧な人生”を送る医師・真壁陽子。ある日、夫・昂太のマフラーから自分のものではない1本の長い髪の毛を見つけたことをきっかけに、徹底的に夫を追い込むべく、壮絶な復讐(ふくしゅう)劇を繰り広げていく。陽子を稲森さん、昂太を吉沢悠さん、昂太の不倫相手・佐倉理央を優希美青さんが演じる。

 藤澤さんは、原作を「一度見始めたら、続きが気になってやめられないという中毒性があり、まさか、そんなことまで、という驚きの展開が続々と出てきます。人間の心理に迫って執着や未練など複雑な感情をリアルに描き、ドラマを通して夫婦関係や家族の本質を浮き彫りにしていく、世界的な傑作です」と称賛。

 「この日本版『夫婦が壊れるとき』でも、皆さんの心を掴んで、金曜深夜の放送やTVerなどで“どハマり”していただきたく思っています! ぜひご期待ください」とアピールしている。

 稲森さんは「世界でヒットしている原作の日本版を作るのかと正直驚き、さらに自分が演じるんだと思い二重に驚きました」とコメント。演じる陽子については「自分では気づいてないのですが、周りから一目置かれているようなキャラクターです。私も演技を通してその人物像に少しでも近づけるよう努力したいと思います」と話し、「自分を裏切った夫を追い詰めていく、妻の壮絶な復讐劇。ぜひご覧ください」と呼びかけた。

 「夫婦が壊れるとき」は、4月7日から日本テレビほかで放送される。

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