特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンブレーザー」で、俳優の搗宮姫奈(つきみや・ひめな)さんがヒロインのアオベ エミを演じることが分かった。搗宮さんは、1996年11月16日生まれの27歳で、映画「爆裂魔人少女 バーストマシンガール」、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ)などに出演してきた。「ウルトラマンブレーザー」では、特殊怪獣対応分遣隊・SKaRD(スカード)の諜報(ちょうほう)活動のスペシャリストで、コスプレが趣味のアオベ エミ隊員を演じる。
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アオベ エミ隊員は、17歳にして世界的なエリート名門校を飛び級で卒業し、地球防衛隊にスカウトされ入隊後は、特殊部隊の諜報部員として、世界中のミッションに参加してきた。この世界の裏の顔を若くして知り、基本的には人も政府も信用していない。極めて優秀な身体能力を持ち、諜報活動のみならず射撃の腕を活かして戦闘任務もこなす。
搗宮さんは「20年前、おじいちゃんの車のラジカセで、よくウルトラセブンの歌を聴いていました。『一人でも多くの方の明日を生きる活力になりたい』という思いで18歳の頃に東京に上京した後、おじいちゃんがずっと心配し続けてくれていたことを知っています。私の前ではいつも笑顔で送り出してくれていたことを心から感謝しています。『ウルトラマンブレーザー』にアオベ エミ役で出演が決まった時、そんなおじいちゃんの顔が思い浮びました。長く愛され続ける『ウルトラマン』シリーズ作品に出演できて心から光栄です! 誰かにとって心に残る作品となるよう、スタッフ、キャスト一丸となって誠心誠意届けていきます」と意気込みを語っている。
「ウルトラマンブレーザー」は、「ウルトラマン」シリーズ史上初めて、防衛チームの隊長が主人公。地球からはるか遠くの天体・M421からやってきた新ヒーロー・ウルトラマンブレーザーと一体化したSKaRDの隊長・ヒルマ ゲントが隊員たちと共に怪獣と戦う姿が描かれる。特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」のハート役などで知られる俳優の蕨野(わらびの)友也さんが妻子を持つ30歳の主人公・ヒルマ ゲントを演じる。
「ウルトラマンZ」などの田口清隆さんがメイン監督を務め、「ウルトラマントリガー」などの小柳啓伍さんがメイン脚本、田口監督と小柳さんがシリーズ構成を担当する。テレビ東京系で7月8日から毎週土曜午前9時に放送される。
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