俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系、金曜午後10時)第7話が、6月2日に放送される。ドラマを手がける宮崎真佐子プロデューサーに見どころを聞いた。
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作品は「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」(共にTBS系)などを手がけた脚本家・金子ありささんのオリジナル。同じ電車に乗り合わせた乗客たちが突然、未来の荒廃した世界へ車両ごとワープ。水も食料もない極限の状況下で懸命に生きる姿を描く。
第7話では、優斗(赤楚衛二さん)たちは、2026年に地球を激変させた大災害の経緯が書かれた航海日誌と、佳代子(松雪泰子さん)らが持ち帰ってきた光る不思議な石に、元の時代に戻るヒントがないかと思案する。
そんな矢先、玲奈(古川琴音さん)と明石(宮崎秋人さん)が、温水が出る川辺を見つけるが、そこは6号車の乗客たちが“領土”を主張する場所だった。優斗と紗枝(上白石萌歌さん)が6号車へ交渉に向かおうとするが、直哉(山田さん)が二人を遮り交渉役を買って出て……と展開する。
宮崎プロデューサーは、第7話で「いざ元の世界に戻れるかもしれない方法がわかった時に、希望を持つ人もいれば、元の世界へ戻るか迷う人もいる」と話す。
直哉と優斗は「全く違う感じ方をする」と言い、「どちらの気持ちにも共感できるよう、山田さんも赤楚さんも、せりふはなくともとにかく表情で語ってくれています。今まで過酷な撮影を経て(笑い)、生きてきた思いが感じられるお芝居をぜひ堪能していただきたいです!」とアピールする。
同話では、直哉の心の内が吐き出される回でもある。「今まで『俺は何にも期待しない』とフタをして、ある意味向き合わないで逃げていました。でも、本当は、誰かにそのフタを開けてもらいたかったのかもしれない、その直哉の内側に一番最初に気づいていた紗枝が直哉にどう向き合うのか、とても繊細なシーンができあがっていますので、ぜひご期待ください!」と語った。
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