あまちゃん:アキの「アイドルになりてえ」気持ちを後押しする海女クラブ 「かっけー」「胸アツ」とトレンド入り

宮本信子さん(左)とのんさん
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宮本信子さん(左)とのんさん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第68回が、NHK・BSプレミアムで6月20日に再放送された。アキ(のんさん)が東京に行きたい理由を「アイドルは今しかできねえべ」と語ると、聞いていた海女クラブの面々がその気持ちに賛同。夏ばっぱ(宮本信子さん)も「東京さ行ってこい。町の大人たちはおらが説得する」とアキの気持ちを後押しした。視聴者は「海女クラブ、夏ばっぱ、かっけえ!」と盛り上がり、「海女クラブ」がトレンド入りした。

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 同回では、アキがユイ(橋本愛さん)と東京へ行こうとして北三陸の大人たちに阻止され、それぞれが“事情聴取”されていた。

 海女カフェでアキは、夏ばっぱから「今おめえをこの町から出すわけにはいかねえ。それだけじゃねえ、おめえは信頼関係を壊して逃げようとした。これは重大なペナルティーだ」と告げる。

 かつ枝(木野花さん)に「東京で何するつもりだった」と聞かれたアキは「アイドル」と答える。アキは「海女は好きだけど今じゃなくてもできるべ」「だけどアイドルさ……今しかできねえべ」と語る。

 だめだったら帰ってきて、海女としてまた潜るというアキ。「誰のためでねえ、おらが潜りてえから潜るんだ」といい、祖父の忠兵衛(蟹江敬三さん)の言葉を思い出し、「じいちゃんが言ってた。ここが一番いい場所だって。それと一緒だ。ここが一番いいぞってみんなに教えるために、おら東京へ行く」と堂々と宣言する。

 すると海女クラブの面々は「行かせてやっぺ」といい、夏ばっぱも「東京さ行ってこい。町の大人たちはおらが説得する」と了承。その後、アキは海女クラブの面々と、ユイが話し合いをしている観光協会に乗り込んだ。

 SNSではアキと海女クラブのやりとりに、「海女クラブ、夏ばっぱ、かっけえ! というか、もう春子の時のようにはなりたくなかったんだろうな……」「夏ばっぱと海女クラブご一同ほど心強いものはない。かっけー」「アキと海女クラブのやりとりに大泣き」「アキの気持ちに共感し後押しする海女クラブ、胸アツ」と盛り上がった。

 また、夏ばっぱが娘の春子(小泉今日子さん)のときにはできなかった後悔もあるのではと、「今度はアキのために本気で説得にかかるのね」「夏ばっぱ、今度は町の反対に対して正面切って孫を守る。春子のためにできなかったことをやり直すみたい」「アキちゃんを送り出す言葉を本人に伝えたのは春子のときの反省なんだろうな、夏さん」と夏の気持ちを推察する視聴者の声もあった。

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