俳優の堺雅人さんが主演を務める日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(TBS系、日曜午後9時)。富栄ドラムさん演じる、警視庁公安部の野崎(阿部寛さん)の仲間・ドラムについて、視聴者からは「超可愛い」「超癒やし」といった声が続々と上がっている。野崎のどんな指示にも応える優秀なドラムは、言葉は話せないが日本語が理解でき、音声でやりとりをしている。「実はテントだったり?」といった考察も上がるなど、注目されているドラム役の富栄さんに、撮影中に感じた思いや、共演者とのエピソードを聞いた。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
当初、僕はエキストラのオーディションに参加していました。福澤克雄監督の作品ですので、何とか選ばれたいと思っていたら、どんどん話が進んで。まさかレギュラー出演できることになるとは夢にも思いませんでした。
子どもの頃からテレビドラマを見るのが好きで、憧れは強く持っていました。また、相撲を辞めるときに、それまで努力してきたこと、経歴も含めて自分の見た目や運動神経を活かしたいと考えたときに、俳優が頭に浮かびました。
去年の今頃は、まさか自分が堺さんたちと一緒の画面に映って演技をするなど想像すらしていませんでした。自分が今、ここにいるというのが、いまだに信じられないです。
第1話の登場シーンで運転していますが、実は事前の運転練習の時に、おなかがつかえてハンドルが回らなくなってしまったことがあって。そこから撮影までに必死にダイエットをしました(笑い)。やせなかったら登場シーンが変わっていたかもしれません。
阿部さんには何度も励ましの言葉をかけていただき、堺さんにはお芝居のことを相談させていただきました。二階堂(ふみ)さんは、僕のせいでカットがかかっても、優しく微笑んでくれて。経験のない自分が演じることができたのも、皆さんの優しさがあったおかげです。
撮影前に福澤監督から「表情というのは気持ちで作る」と教えていただいたおかげで、何とかドラムらしい表情が掴めてきました。野崎さんやチンギスさん(バルサラハガバ・バトボルドさん)とのシーンでは、監督のイメージと違ったらどうしようという不安もありましたが、キャラが濃いと褒めていただき、とても自信に繋がりました。
また、クランクインの前、素人の僕がいきなり現場に入って戸惑わないようにと、福澤監督の配慮でスタッフさんたちと親しくなる機会を与えてくださいました。スタッフさんたちと同じように赤坂に通い、行動を共にすることで早く溶け込めました。福澤監督は、僕にとても愛情を注いでくださり、本当に尊敬できる方です。
堺さんたちがお芝居している後ろでの僕の仕草など、細部まで注目してくださっている視聴者さんがいらっしゃって、本当に嬉しく思います。ぜひこれからの「VIVANT」も楽しんで見ていただければと思います。
歴代の仮面ライダー作品がクロスオーバーする、東映特撮ファンクラブ(TTFC)のオリジナル作「仮面ライダーアウトサイダーズ」の新章「仮面ライダーアウトサイダーズep.6 ラブ&ピー…
5月13~17日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)のラインアップが発表された。5月13日はファッションデザイナーのコシノヒロ…
テレビ朝日と東映による“シン・時代劇ドラマ”「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜深夜0時15分、一部地域を除く)でダブル主演を務める前田拳太郎さん、奥智哉さんにインタビュー。…
二宮和也さんの主演で6年ぶりに復活する医療サスペンス「ブラックペアン シーズン2」(日曜午後9時)で、竹内涼真さんをはじめとしたシーズン1のキャストが続投することが明らかになった…
二宮和也さんの主演で6年ぶりに復活する医療サスペンス「ブラックペアン シーズン2」(日曜午後9時)で、二宮さんがシーズン1と別の役を演じることが明らかになった。“シーズン1では“…