いちばんすきな花:“クアトロ主演”ドラマ 多部未華子が主人公の一人 本音を言えない塾講師

10月12日スタートの連続ドラマ「いちばんすきな花」で主演の一人の多部未華子さん(C)フジテレビ
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10月12日スタートの連続ドラマ「いちばんすきな花」で主演の一人の多部未華子さん(C)フジテレビ

 10月12日に「木曜劇場」枠(フジテレビ系、木曜午後10時)で始まる連続ドラマ「いちばんすきな花」(初回は20分拡大)は、多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんの“クアトロ主演”ドラマ。「男女間に友情は成立するのか」をテーマに、生育環境の全く違う男女4人の友愛・恋愛を描く。ここでは、多部さん演じる潮(うしお)ゆくえを紹介する。

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 ◇気さくに話せる男友達を失い…

 ゆくえは新潟から上京し、妹と2人暮らしをしながら学習塾講師として働く34歳。子供の頃から勉強も運動も人間関係も頑張ってきたが、「頑張ると嫌われる」ことを知っている。女友達にあまり本音を出せず、居心地が悪い思いをしてきた経験から、2人組になるのが苦手。

 学生時代から一人だけ気さくに話せる男友達・赤田(仲野太賀さん)がいたが、ある日突然、友情関係は終わる。男友達を失い、家族や妊婦やカップルを見てもうらやましく思えなくなる。

 ◇初回ストーリー

 いつものように赤田とカラオケで会っていたゆくえ。そこで赤田に「結婚する」と告白され、数日後には突然の別れを告げられる。結婚相手が女友達の存在を快く思わなかったからだ。

 出版社勤務の春木椿(松下洸平さん)は恋人の純恋(すみれ、臼田あさみさん)と新居の家具選びなどを楽しんでいた。だが、椿は純恋を彼女の男友達に持っていかれて結婚は白紙に。

 美容師の深雪夜々(みゆき・よよ、今田美桜さん)は同僚と2人で飲みに行くが、友達以上の関係を迫られ、なぜ普通の友達でいられないのかと閉口する。

 コンビニで働きながらイラストレーターを夢見る佐藤紅葉(神尾楓珠さん)はある住宅を訪ねる。家から出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人は既に引っ越していて、そこで純恋と暮らすはずだった椿が住んでいたのだ。そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も生育環境も異なる男女4人が顔を合わせて……。

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