舟を編む:ベストセラー小説をNHKで連続ドラマ化 池田エライザと野田洋次郎がドラマ初共演

プレミアムドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」で主演を務める池田エライザさん
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プレミアムドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」で主演を務める池田エライザさん

 俳優の池田エライザさんが、2024年2月18日スタートのNHKの連続ドラマ「プレミアムドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』」(NHK・BS、BSプレミアム4K、日曜午後10時)で主演を務めることが10月31日、分かった。併せて、ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さんの出演も明らかになった。池田さんと野田さんがドラマで共演するのは初めて。

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 ドラマは、三浦しをんさんのベストセラー小説「舟を編む」が原作。大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり(池田さん)は、雑誌の廃刊が決まったことで、辞書編集部に異動することに。そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほど生真面目な上司・馬締光也(野田さん)を筆頭に、くせ者ぞろいの部署だった。みどりは馬締たちに翻弄(ほんろう)されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける彼らの根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく。

 同小説を原作にした映画が2013年に公開、テレビアニメが2016年10~12月まで放送された。ドラマでは、主人公を馬締からみどりに変え、新たな視点から、辞書編集部員たちの奮闘の物語を描く。脚本は、NHKの連続ドラマ「しずかちゃんとパパ」「これは経費で落ちません!」などを手がけた蛭田直美さんが手がける。

 池田さんは「言葉について考える時間が好きです。今の自分を表す言葉、誰かに気持ちを伝える時の最適解……。答えなんてないけれど、心の拠り所でいてくれる言葉と、映像作品を通して改めて向き合えることが幸せです。そして、いつも言語化できない片付けられがちな人間の気持ちを読み解いて、音楽に乗せて届けてくれる野田さんとお芝居で共演できることが楽しみです。皆様にお届けできるその日まで全身全霊で頑張ります!」と意気込みを語った。

 野田さんは「演技のお仕事は3年半ぶり、緊張しています。ただそれ以上に今回の台本を読ませて頂き、そこにあるいくつもの言葉にこれでもかと心を動かされました。僕もこの作品の一部になりたいと感じました。僕自身、普段音楽と共に言葉を紡ぐものとして、この作品に参加することで新たな発見や気づきがあったらと願っています。ご覧になるみなさんにとっても、この作品を通して日頃使う『言葉』に新たな意味や色が加わったら幸いです」とコメントを寄せた。

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