岩本乃蒼アナ:ハーマイオニーは「強い女性の象徴」 ハリー杉山と「ハリポタ」の魅力熱弁

「4週連続ハリー・ポッター祭り!」でナビゲーターを務める岩本乃蒼アナウンサー(左)とハリー杉山さん
1 / 16
「4週連続ハリー・ポッター祭り!」でナビゲーターを務める岩本乃蒼アナウンサー(左)とハリー杉山さん

 「ハリー・ポッターと賢者の石」をはじめとした人気ファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズの4作品が、日本テレビの「金曜ロードSHOW!」で「4週連続ハリー・ポッター祭り!」と題して、22日から6月12日にかけて4週連続で放送される。番組ナビゲーターを務めるタレントのハリー杉山さんと同局の岩本乃蒼アナウンサーに世界中で愛されている人気シリーズの魅力を聞いた。

ウナギノボリ

 放送されるのは第1作の「ハリー・ポッターと賢者の石」から、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」までの4作品。このたびハリーさんとともにハリー・ポッターの衣装を身にまとってナビゲーターの収録を行った岩本アナは「普段の仕事とは全然違う。“アナウンサー岩本”というよりは(ハリーたちが通う)ホグワーツ(魔法魔術学校)の一員として(収録に)臨めた」と目を輝かせる。一方、2013年の「2013年 ぜんぶやります!ハリー・ポッター祭り!」でもナビゲーターを務めたハリーさんは「僕はいろいろな現場で一番うるさいというか、パワーが入りすぎな傾向があるんですが、今日は岩本アナに押され気味です」と笑った。

 ハリーさんは「大人でも子供でも老若男女楽しめる世界観。魔法がテーマだけれど、ハリーとハーマイオニー、ロンが成長していくプロセスに親近感が湧く」と作品の魅力を熱弁。「ハリー・ポッターと賢者の石」が公開された当時は小学生だったという岩本アナも「原作本がはやって幼いなりに分厚い本を読み進められたのが驚きでした。学校の図書館で予約が殺到したのを覚えています」と振り返りながら「ただのファンタジーと思ったら大間違いだと思う」と力を込めた。

 「最近うちのおやじと僕が(作中に登場するキャラクターの)ドビーに似てきているって言われる。家族が僕のドビーの物まねを見てドン引きしている」とドビーの物まねをしながら楽しそうに話すハリーさんだが、お気に入りのキャラクターを聞くと「ネビル・ロングボトム。ノロいというかトロいキャラクターだけれど、作品を追うごとにどんどん大人の男になっていく。どんな人間だっていろいろな過ちを犯したり壁にぶつかって挫折して、それを乗り越えて次のステップに向かう。ネビルも少しずつ成長していくのを見ると応援したくなるし、(壁を乗り越える)ヒントを得ることができる」と語る。

 岩本アナは「お気に入りはハーマイオニー。エマ・ワトソンさんは女の子の憧れの的。彼女が一番最初に注目された役という視点で見ると彼女の成長が映画で見られる。(ワトソンさん演じる)ハーマイオニーもいろいろな悩みを抱えている。日常の悩みを抱えながらも突き進んでいく姿が“強い女”の象徴で憧れるんじゃないかな」と思いをはせた。
 今回、初めてナビゲーターを務める岩本アナは「ハリー・ポッターはまだまだ知らないことも多いけれど、23歳の女子の感覚で、今まで作品をあまり見たことのない人たちと一緒に楽しみたい。ハリーさんにいろいろ聞いて学んでいきたい」と意気込んだ。

 ハリー・ポッターシリーズは英作家J・K・ローリングさんが1997年から刊行したファンタジー小説が原作。20世紀末の英国を舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの魔法学校での生活や、ハリーの父母を殺害した闇の魔法使いヴォルデモート卿(きょう)との戦いを描いている。シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」は22日、第2作の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は29日、第3作「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」は6月5日、第4作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は同12日にそれぞれ午後9時から放送。

写真を見る全 16 枚

テレビ 最新記事