まれ:土屋太鳳「ただいま!」 おもな出演者が能登に再び集結

連続テレビ小説「まれ」の出演者(後列左から)高畑裕太さん、山崎賢人さん、門脇麦さん、葉山奨之さん、(前列左から)大泉洋さん、常盤貴子さん、土屋太鳳さん、田中裕子さん、田中泯さん
1 / 2
連続テレビ小説「まれ」の出演者(後列左から)高畑裕太さん、山崎賢人さん、門脇麦さん、葉山奨之さん、(前列左から)大泉洋さん、常盤貴子さん、土屋太鳳さん、田中裕子さん、田中泯さん

 女優の土屋太鳳(たお)さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「まれ」の主な出演者が能登に再び集結。ロケ先の石川県珠洲(すず)市で会見が開かれた。土屋さんは「能登に帰ってきて、『ただいま!』という気持ちでいます。懐かしさと安らぎで胸がいっぱいです」と感無量の様子。「収録現場は本当の家族といるみたいな感じで、ドラマの後半もしっかりみんなで『まれ』を生きていきたいと思っています」と意気込みを語った。

ウナギノボリ

 「まれ」は、夢ばかり語る父のせいで、一度は堅実な公務員の道を選んだ津村希(つむら・まれ/土屋さん)が、夢を持った人々と触れ合い、本当の自分の夢を思い出し、世界一のパティシエを目指す姿が描かれる。第6週までの舞台は能登だったが、11日放送の第7週から、舞台は横浜に移され、希が横浜のフランス菓子店で修業を積む姿が描かれ、25日からの第9週では一旦能登に戻った希が両親の離婚騒動や弟の結婚騒動に巻き込まれる様子を描いている。

 久々の能登でのロケに、希の父親を演じる大泉洋さんは「久しぶりに能登に来て、いつものホテルでスタッフに迎えてもらったときに『ただいま』と言ってしまいました。『能登は優しや土までも』と言いますが、本当に優しさを感じましたね」としみじみ。また、主人公一家が居候する桶作(おけさく)家の文(ふみ)を演じる田中裕子さんは「いつも午前7時に輪島漁港で『まれ』のオープニングテーマが流れます。今日も、まだ寝たいのに。皆さん、早起きなんですね。本当に地元の皆さんに応援していただいているなと思いながら、歌を聴きながらまた寝ました」と語り、笑いを誘った。

 「まれ」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事