クズの本懐:人気恋愛マンガが吉本実憂&桜田通でドラマ化 異例のアニメと同時期放送

ドラマ「クズの本懐」で主演を務める桜田通さん(左)と吉本実憂さん
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ドラマ「クズの本懐」で主演を務める桜田通さん(左)と吉本実憂さん

 「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載中の横槍メンゴさんのマンガ「クズの本懐」が、女優の吉本実憂さんと俳優の桜田通(どおり)さんのダブル主演でドラマ化されることが15日、分かった。吉本さんと桜田さんが連続ドラマで主演を務めるのは初めて。ドラマは、フジテレビの動画配信サービス「フジテレビオンデマンド(FOD)」で先行配信後、同局の地上波でも2017年1月18日深夜から放送される。「クズの本懐」は、17年1月からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でテレビアニメ版もスタートし、ドラマとアニメを同時期に放送する異例の試みとなる。

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 「クズの本懐」は、品行方正な美男美女カップルに見える安楽岡花火と粟屋麦は、誰にも言えない“ある秘密”を共有していて……というストーリー。コミックスが6巻まで発売されており、累計発行部数は140万部以上。ドラマは吉本さんが花火、桜田さんが麦を演じ、水田航生さん、池上紗理依さん、逢沢りなさんも出演する。

 吉本さんは「この作品の本質は“人の心の中”にあります。花火の行動はむちゃくちゃ。でも花火は自分と向き合うようになり、頭の中がごちゃごちゃだった状態から抜け出していきます。消えそうなほど繊細な光というものを表現できればと思いますし、感情の移り変わりにぜひ注目していただきたいです」とコメント。

 桜田さんは「美しく繊細な表現をする横槍メンゴさんが女性であることも説得力があり、一気に心をつかまれました。真っすぐにひずんでいく心と理性の瞬間に命を吹き込み、共有したい。この願いが動き始めました。実写化する意味とその価値を、責任の重さを、今一度見つめ直し、麦として『クズの本懐』の世界に飛び込みます」と意気込んでいる

 また、原作者の横槍さんは「アニメ化に引き続きまして、なんとドラマ化も決定です。しかも前代未聞の同時放送と聞きまして、ワクワクがとまりません! より生っぽく、よりリアルに、『クズ』の世界の息遣いを感じていただけたらと思います!」と話している。

 ドラマ「クズの本懐」は17年1月18日から毎週水曜深夜1時55分に放送。FODの配信日は未定。

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