女優の米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終話が22日、15分拡大で放送され、平均視聴率は22.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。今年の民放連続ドラマとしては自身が第3話(10月27日)でマークした24.3%に次ぐ高視聴率で、有終の美を飾った。瞬間最高は午後10時8分に26.2%をマークした。
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描いた人気ドラマ。今回は2014年の第3シリーズ以来、2年ぶりの連続ドラマとなる第4シリーズで、未知子が宿敵・蛭間(西田敏行さん)率いる国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、新たな戦いに挑む姿を描いてきた。
今シリーズは10月13日放送の初回で20.4%と今年の民放の連続ドラマで最高の数字を記録。第2話は19.7%と大台を割ったものの、同27日の第3話では24.3%と記録を更新。その後は一度も大台を割ることなく、前週の第10話でも20.5%と高視聴率をキープしていた。
最終話では、麻酔科医の博美(内田有紀さん)が完全切除が不可能な局所進行膵(すい)がんであることが判明。未知子は執刀を申し出るが、博美はオペを拒否。一方、中国の財閥王・王超(矢野浩二さん)は、スーパードクターの北野亨(滝藤賢一さん)らを東帝大病院から引き抜こうと画策。そんな中、次期大統領候補の夫妻が極秘入院。北野が担当するオペに第三助手として参加した未知子は“とんでもない行動”に出る。そして、未知子は改めて博美に執刀したいと訴え、背水の陣の覚悟で手術を始める。しかし、その手が突如、止まってしまい……という最終回にふさわしい緊迫のストーリーが展開された。
また、ラストでは、不思議ソング「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」でブレーク中のシンガー・ソングライター、ピコ太郎さんの“プロデューサー”であるお笑い芸人の古坂大魔王さんが未知子たちの前で騒動を巻き起こすシーンも描かれた。
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