女優の広瀬すずさんが主演し、2009年に起こった実話を基にした映画「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」(河合勇人監督)が11日から公開される。チアダンス経験がほとんどない高校のチアダンス部が、教師の厳しい指導の下で全米大会で見事優勝!という、うそのようなホントの話。チアダンスに情熱を傾ける女子高校生たちの姿がすがすがしく、事実に裏打ちされた感動がある。
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福井県立福井中央高校に入学した友永ひかり(広瀬さん)は、中学からの同級生でサッカー青年の山下孝介(真剣佑さん)を応援したいという一心でチアダンス部に入る。ところが、顧問の教師、早乙女薫子(天海祐希さん)の口から飛び出したのは、「前髪禁止」「恋愛禁止」などの厳しい“掟(おきて)”と、「全米大会制覇!」という大それた目標。一度はひるんだひかりだったが、部長の彩乃(中条あやみさん)らとともに、その目標に向かって猛進していく……というストーリー。山崎紘菜さん、富田望生さん、福原遥さん、柳ゆり菜さんらがチアダンス部の部員役で出演。また、大原櫻子さんが主題歌と挿入歌を歌うほか、他校のチアダンス部の主将役で出演している。
広瀬さんにはつらつとした元気なひかり役はぴったりで、天海さんのスパルタ教師ぶりもハマっている。ひかりが思いを寄せる孝介とのやりとりをさらりと描いているところも好感が持てる。タイトルから筋書きは予測できるが、そこに至るまでの部員たちの奮闘ぶりと、徐々にチアダンス部らしくなっていく過程には、思わず心をつかまれる。なにより、クライマックスで見せる会心のダンスは拍手喝采(かっさい)もので、広瀬さんら出演者が撮影の半年前から猛特訓した成果を披露している。彼女たちが「明るく、素直に、美しく」舞う姿を見たら、間違いなく元気をもらえるはずだ。11日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/フリーライター)
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