ク・ヘソン:「お会いできて光栄」 日本版「花より男子」阿部力からトロフィー

初の監督作品で「話題賞」を受賞したク・ヘソンさん(右)とプレゼンテーターを務めた阿部力さん
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初の監督作品で「話題賞」を受賞したク・ヘソンさん(右)とプレゼンテーターを務めた阿部力さん

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2010」で「話題賞」を受賞した韓国女優のク・ヘソンさん(26)。韓国版ドラマ「花より男子」でヒロインを演じたことで知られるクさんのプレゼンテーターに現れたのは、日本版「花より男子」に出演した阿部力さん(28)だった。クさんは「私は日本の『花より男子』のファンでもあったので、今日は本当にお会いできて光栄です」と話した。

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 表彰は10日、東京都内で開かれた同映画祭オープニングイベントの中で行われた。プレゼンテーターとして現れた阿部さんは「本当に不思議な感じ。先に台湾で『花より男子』が作られた時、僕はたまたま台湾にいて、今度は韓国版の主役のク・ヘソンさんとステージにいる」と「花より男子」が取り持つ縁に触れ、クさんをたたえた。

 受賞作の短編映画「愉快なお手伝い」はクさんが初監督を務めた作品。望む人々へ「安楽死」という選択を与えてきた牧師と修道女のもとにソンジンという一人の男が訪れ、自分の「最期の日」を延期するよう求めてきた……という物語。「人間の矛盾を映画にしてみたいと思った」というクさんはトロフィーを受け「このような賞をいただけてうれしいです。『これからも頑張れ』という意味もこもった受賞ですよね」と笑顔でコメントした。

 同映画祭は13日まで表参道ヒルズ「スペース オー」(東京都渋谷区)、16~20日がラフォーレ ミュージアム原宿(同)などで開かれ、過去最多の4000本以上が出品され、コンペティションでは31カ国の62作品が上映される。(毎日新聞デジタル)

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