最上の命医:初回視聴率6.5% 斎藤工が天才小児外科医に

ドラマ「最上の命医」の会見に登場した斎藤工さん(前列左から2人目)ら
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ドラマ「最上の命医」の会見に登場した斎藤工さん(前列左から2人目)ら

 俳優の斎藤工(たくみ)さん主演のドラマ「最上の命医」(テレビ東京系)の第1回が10日放送され、初回視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「最上の命医」は、橋口たかしさんが「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の医療マンガが原作。コミックス発行200万部を超える人気作で、入江謙三さんが取材・原作、東京大の岩中督教授が医療監修を担当している。ドラマは、生まれてすぐに心臓手術を受けて命を救われ、医療の道を志した米国帰りの若き天才小児外科医の西條命(斎藤さん)が、手術をめぐる訴訟問題をきっかけに小児外科が廃止された私立病院に赴任し、院内の確執や利権と戦いながら、難病に苦しむ子どもたちを天才的な医療技術で救い、やがては「最上の命医」と呼ばれるまでを描く。死刑囚と新人看守の友情を描いて話題を呼んだ前作「モリのアサガオ」に続き、テレビ東京が昨年10月に新設した月曜10時ドラマ枠の第2弾。

 命にあこがれ小児外科医を目指す研修医・瀬名マリア役を比嘉愛未さん、命たちが勤務する私立平聖中央病院の副院長・桐生奠(さだめ)を陣内孝則さんが演じるほか、池内博之さん、板谷由夏さん、北川弘美さんらも出演。幼き日の命を救い、見守る医師・神道護(まもる)を泉谷しげるさんが演じる。ドラマの医療監修は岩中教授ら専門の医師が担当、手術シーンなどのディテールにも力が入っている。

 第1話は、副院長の桐生によって小児外科が閉鎖されていた平聖中央病院に命が赴任。命はオモチャの鉄砲玉を飲み込んだ男の子を、ストロー1本で救うという離れ業をやってのける。しかし、副院長の主張と真っ向から対立する「小児外科の復活」を目指す命を、他の医師たちは遠巻きにしていた。そんなある日、命は以前、平聖中央病院を受診し、他の病院での肝臓移植手術をすすめられた男児の母親から相談を受け、この男の子の手術を引き受ける。しかも、肝臓移植ではなく肝臓の裏側にある腫瘍(しゅよう)を摘出するという世界に数例しかない難手術を行うと言い出す……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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