谷村美月:神出鬼没の怪盗役でアクション初挑戦「ひたすら頑張る」 ロケ地広島で会見

映画「怪盗マイス(仮題)」制作発表会見に出席した谷村美月さん
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映画「怪盗マイス(仮題)」制作発表会見に出席した谷村美月さん

 女優の谷村美月さん主演の映画「怪盗マイス(仮題)」(田崎竜太監督)の製作発表記者会見が12日、広島ホームテレビ(広島市中区)で開かれた。同局が「西部警察」以来30年ぶりに製作協力し、観光名所10カ所以上で撮影するオール広島ロケで製作される。アクション初挑戦となる谷村さんは「一生懸命ひたすらがんばります」とあいさつした。

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 映画の舞台は広島。ここのところ連続して発生している美術品窃盗事件に、アツ過ぎる“広島愛”と正義感にあふれた自警団・広島クリーンズ隊長の美緒(長野じゅりあ)が事件の真相に迫る。そんな美緒の前に現れたのは、神出鬼没の怪盗マイス(谷村さん)。複数の男を相手にもひるむことなく立ち向かう、腕には自信のある美緒だったが、そんな彼女を相手にしても怪盗マイスは余裕ですり抜けていく。美緒は怒りに身を震わしながら、怪盗マイスが実はただの強盗ではなく、正義のために盗みを重ねていることに気づき、ついにはタッグを組むこととなる……というストーリー。

 田崎監督は、9日に死去した岡田茂・東映名誉会長について、「岡田会長とはお会いしたことはないんですが、『仁義なき戦い』こそ、やくざ映画隆盛の中にあった異端だった。それまではけれんみのある作品が多かったが、『仁義なき戦い』はドキュメンタリータッチで撮った。その異端な部分を楽しまれる懐の広さを持った方だとおうかがいしてます。異端の中にこそヒットの芽があると思っています。ぜひこの映画も会長に見てほしかった」と語った。映画は今秋公開予定。(毎日新聞デジタル)

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