アメトーーク!
ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
女優の井上真央さん(24)主演のNHK連続テレビ小説「おひさま」が第二次世界大戦の戦中、戦後の物語に突入した。舞台も長野県の安曇野から松本に移り、夫役を務める高良健吾さんも登場した。ドラマの反響について小松昌代チーフプロデューサー(CP)は「当時を知る方からは劇中の歌や軍隊などについて細かいご質問を受けたりします。『大切な(1話)15分間をありがとう』というお便りもいただく」と手応えを感じている様子だ。今後の展開について「戦争が激しくなるなかヒロインが結婚して、義父母との生活が始まる。女性の一番の成長期だと思う」と語り、「井上さんと高良さんがどうやって夫婦になっていくかが一番盛り上がる場面」と、今後の見どころをアピールした。(毎日新聞デジタル)
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「おひさま」は、昭和7(1932)年に病気の母のため、東京から長野県の安曇野に引っ越してきたヒロイン・須藤陽子が、父と2人の兄に囲まれながら、青春や国民学校の教師、妻、母としての日々を生き、“そば”で人々をつないでいく物語。井上さんは、戦前、戦中、戦後を生き、人々をおひさまのような明るい希望で照らす陽子を演じている。高良さんは、お見合い結婚で陽子の夫となるが、祝言後にすぐ戦争に向かうことになる老舗そば屋「丸庵」の跡取り息子・丸山和成を演じている。
小松CPは、安曇野や松本といったロケ地の盛り上がりについて「震災の影響で観光客が減って心配されていましたが、放送からは観光客も問い合わせも相当増えていると、うれしい悲鳴を聞いています」とほっとした様子で語った。井上さんの演技について「ヒロインの人生を体現できる人を選ばなきゃいけないと思ったが、全く間違いなかった」と絶賛。「井上さんは酔っぱらうシーンや白無垢(むく)姿などで、恋をしている大人の女性としての可愛らしさが出てきた。夫婦になったり母になったりする度に表情が変わっているので見ていてワクワクします。これから30歳まで、いろんな顔を井上さんから見られるのが本当に幸せです」と期待を寄せた。高良さんについては「透明感がものすごくある。役に寄り添う演技をする俳優さんですが、存在感はしっかりある」と印象を語り、「初めは本人の緊張もあったのでしょうが、それがいい効果となって誠実な和成になった。その後はリラックスしていく様子が画面にも出ていた」と評価した。
物語では、陽子と和成はお見合いながらお互いの誠実さに引かれ、両思いで祝言を挙げるが、すぐに戦争で離ればなれになるため、小松CPは「帰ってきて一緒に生活し始めてから、恋をしていくといった感じ。夫婦になって親になりながら、恋をし直すのがこれからの2人の面白いところです」と見どころを語った。「初めはとっても気遣いの夫婦だが、第17週(7月25~30日に放送予定)の放送で初めてけんかをし、お互いに本音が出る。一生懸命自然に夫婦になっていく様子を見てほしい」と力を込めた。
子どもが生まれ、親になっていく演技については、何も決めないで撮影するといい、小松CPは「(実際にも)親は戸惑いながら子どもに親にしてもらうと思うので、台本上もそういうエピソードにしていこうと思っている。本物の赤ちゃんにミルクをあげたり、抱いたりして、自分が親になるんだと実感できるエピソードだけ用意して、まずは2人がどう演じるか任せてみたい。2人も『こうやろう』という話は全然していないと思いますね」と井上さんと高良さんの演技力に信頼を寄せた。ドラマは、6日からの第10週で井上さんの白無垢姿が放送される予定。
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2024年11月23日 11:00時点
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