ファンタジー映画のヒットシリーズ最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(デイビッド・イェーツ監督)が日本で15日に公開され、21日までの1週間で興行収入30億6200万円とシリーズ最速で30億円を突破したことが23日、明らかになった。動員は212万人を記録。シリーズ8作合計で国内での興収は894億1200万円となり、1000億円突破が見えてきた。
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今作の7日間30億6200万円の記録は、最終興収203億円を記録した第1章「ハリー・ポッターと賢者の石」(01年12月1日公開)の7日間29億4700万円を超えて最速の記録。「ハリー・ポッター」全シリーズ興行成績の累計は全世界で70億ドルを突破。「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」は全世界で公開後、1週間で興行収入6億4020万ドルを打ち出した。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」は、昨年公開されたPART1で宿敵ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズさん)が手に入れようと躍起になる七つの分霊箱のうち、三つを破壊したハリー(ダニエル・ラドクリフさん)は、残りの四つを、親友のロン(ルパート・グリントさん)とハーマイオニー(エマ・ワトソンさん)の助けを借りながら探し出していく。PART2は前回のラストシーンから始まり、次々と明らかになる分霊箱の意外なありかとハリーとヴォルデモート卿にまつわる驚きの真相。2人が激しい一騎打ちを繰り広げるなか、魔法界を二分してきた善と悪の最後の戦いが、ハリーたちの“第2の家”ホグワーツ魔法魔術学校で行われる……というストーリー。丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国922スクリーンで公開中。3D版も同時公開。(毎日新聞デジタル)
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