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11月21日(木)放送分
名古屋・栄を中心に活動するアイドルグループ「SKE48」の松井玲奈さん(20)主演のケータイドラマ「オシャレに恋したシンデレラ~おかりえが夢を叶えるまで~」が10月1日から携帯専用放送局「BeeTV」で配信される。清純派から一転、つけまつげやウィッグで初めて“ギャル”に変身し、アパレルブランド「Ank Rouge」(アンクルージュ)ディレクターの「おかりえ」を熱演している。子どものころから歌や芝居の仕事以外は「全く想像できなかった」という松井さんにドラマのことや今後の活動のこと、“大先輩”にあたる国生さゆりさん(44)との共演エピソードなどを聞いた。(毎日新聞デジタル)
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松井さんは、実在するカリスマギャルブロガーのおかりえさん(21)をモデルにした主人公・おかりえを演じる。ドラマはおかりえさんが迷ったり、悩んだりしながらも大人気ブロガー、読者モデル、アパレルブランドのディレクターとして、一歩ずつ夢をかなえていった実話を基にしたシンデレラストーリー。映画「デトロイト・メタル・シティ」(08年)や「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」(10年)で知られる李闘士男さんが監督が務め、松井さんのほか国生さんをはじめ、斉藤祥太さん、波瑠さん、宇梶剛士さん、お笑いコンビ「アリtoキリギリス」の石塚義之さん、西村和彦さんらが出演する。
今回のドラマの話を聞いたときの感想を聞いてみると「一番にすごくびっくりした」という。「キャラクター自体も普段の自分とは全然印象が違ったり、何よりも演じるおかりえさんが実在する方で、今もまさに活躍中の方だってことが大変なことだと思ってびっくりしました。おかりえさんに100%なるのは無理だし、おかりえさんのファンの方からしたらあり得ない部分とか違う部分は絶対出てくるから、ドラマの中ではお互いの真ん中の部分を作っていこうと監督と話し合いました」と李監督とのやりとりを明かした。
役作りについても「おかりえさんのブログを読んだり、載っている雑誌をチェックしたりして勉強しました。撮影が始まってからはとにかく明るく元気で何にもめげないってことを心がけて演じています。私自身根本的に明るい子ではないので、監督から『落ち着き過ぎ』って言われちゃって」と笑う。「明るく『ハイッ』って返事をしたつもりでも『落ち着いて見える』と言われたりとか、お辞儀をしても『可愛げがない』って言われたり……。どうしたら明るく返事ができるんだろう、とかどうしたら可愛くお辞儀ができるんだろうとか研究したりしました」と悩みながらも「今回のドラマは体験しているすべてが初めてで楽しい。成長していると感じます。一つのポイントになる作品だと最初から感じています」と確かな手応えを感じている様子。
SKE48のメンバーにはドラマの話は特にしなかったといい「(おかりえさんが読者モデルとして活躍する女性ファッション誌の)『Popteen(ポップティーン)』を持っているところを見られたときに『何でポップティーンを持っているの?』とびっくりされて。思わず『勉強です』って答えちゃいました(笑い)」というエピソードも話してくれた。ちなみに松井さんが普段読んでいるのは「ノンノ」(集英社)や「Zipper」(祥伝社)だそうだ。
ドラマは「洋服で人を幸せにする」ことが夢の松井さん演じるおかりえが悩みながらも周りの人を巻き込みながら一歩一歩、着実に夢に向かって歩んでいく姿が丁寧にそして生き生きと描かれ、見たあと「明日も頑張ろう」と元気になる作品に仕上がっている。SKE48としても女優としても活躍中の松井さんだが、「仕事を通じて実現させたい夢」「仕事をしていてうれしいこと」を聞いてみた。
「子どものころから漠然と、自分が普通の仕事、例えばお店で働くというような姿は想像できなくて、お芝居したり表現したりすることをしたいなと思っていた」と話す。「本当に好きなこと、歌って踊ったりお芝居をしている中で、それを見て応援してくださっている方から『元気になった』とか言ってもらえるとうれしいし、自分が頑張っていることで誰かのエネルギーになれているのもうれしい。これからも自分やSKE48の活動を見て元気になってもらえる人が一人でも多くなってほしいなと思います」と語った。女優として活躍したいという思いも人一倍強いらしく「自分の中での目標は自分にしかできない役者になること。いろいろな現場で体験していく中で、やっぱりまだまだだなって思うこともあるので、今では少しでも多くの人に成長を認めてもらえるようにしたいです」と真剣な表情で語った。
ドラマでカリスマスタイリスト兼高朝子を演じた元「おニャン子クラブ」の国生さんとの共演エピソードを聞いてみると「大先輩なのでドキドキしていたんですが、気さくな方で撮影のたびに声を掛けていただきました。私がどうしてもひっかかるせりふがあって、言葉が出てこなかったときに公園での撮影だったんですが、国生さんに『地面にひっかかる言葉を書いちゃいなよ』って言われて。本番にその通りにやったらすごくすんなり(せりふが)言えるようになって」とニッコリ。「(国生さんからは撮影は)リラックスすることが大切だからそういう方法を見つけていかないとダメだよ」とアドバイスを受けたという。ほかにもりえの高校時代の先輩でりえのルームメート・斉藤麻耶役の波瑠さん(20)についても「『セブンティーン』で見てて憧れていたので共演できると聞いたときはうれしかったです」といい「撮影の待ち時間にいろいろなバンドの話をしたり、テレビ番組の話をしたりおしゃべりして楽しかったです」とすっかり打ち解けた様子だった。
最後に見どころを聞くと「おかりえという一人の女の子が真剣に自分の夢に向かって頑張っている姿を描いている作品なので、頑張ることのすてきさを見た方に感じてもらって、『自分も頑張ろう』と思っていただけたらうれしいです」と笑顔でアピールした。
ケータイドラマ「オシャレに恋したシンデレラ~おかりえが夢を叶えるまで~」は10月1日から1話10分を毎週水曜日更新。全14話。NTTドコモの携帯電話でiモードではiMenuの動画から、スマートフォンはドコモマーケットから動画を選択し、「BeeTV」にアクセスして視聴できる。月額315円で全番組見放題。また、特別編「おかりえのコレ要Check★」と題し、おかりえさんがドラマに登場したファッションのポイントを動画で紹介する番組も同時配信する。
<プロフィル>
1991年7月27日生まれ。愛知県出身。アイドルグループ「SKE48」チームSのメンバー。08年の「SKE48 チームS 1st Stage『PARTYが始まるよ』」公演で選抜メンバーとしてデビュー。今年6月に行われた「第3回選抜総選挙」ではSKE48メンバーの中では最高位の第10位にランクインした。「マジすか学園」(10年、テレビ東京系)でドラマデビュー。「新あなたの知らない世界」(11年、日本テレビ系)の「罪と罠」でドラマ初主演を務めた。「初めてハマったポップカルチャー」は中学生のときにたまたま曲を聴いた4人組ロックバンド「BUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)」。お気に入りの曲は「ラフ・メイカー」で「歌詞がすてきだなと思った」のだそう。
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2024年11月23日 12:00時点
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