生田斗真さんが光源氏役で主演する映画「源氏物語」(鶴橋康夫監督)の初日舞台あいさつが10日、東京・有楽町の日劇であり、俳優陣が登場した。12日の「漢字の日」にちなみ「今年の漢字」を発表し、紫式部を演じた女優の中谷美紀さんは薄墨で書いた「憂慮」という文字を掲げ「一字では思い浮かばなかったので二字で書いたのですが、今年は(日本としても)憂い慮(おもんぱか)ることが多く、私も思うところがあったので、薄墨で書かせていただきました」と今年を振り返った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
同じく、安倍晴明役の窪塚洋介さんは「脱」という字を掲げ「“脱原発”、“脱TPP”からの『脱』。“脱どうしようもない世界”。この映画で善のエネルギーに変えていくということで『脱』です」と話し、藤原道長役の「少年隊」の東山紀之さんは「灯」という字を掲げ「人々の思い、絆によって『灯』がともされるように」と願い、生田さんは「光」を掲げ「芸術や文化は人の人生を変える。一生懸命作った映画が希望の光になるように」と思いを語った。
映画は、脚本も担当する高山由紀子さんの小説「源氏物語 悲しみの皇子」(角川書店)が原作。「物語の中の光源氏の世界」と「物語を書いた紫式部の世界」が入り交じり、その間を陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明が行き来し、夢と現実が交錯する奇想天外な“スペクタクル源氏物語絵巻“を、映画「愛の流刑地」(06年)の鶴橋監督が描いている。
会見には、中谷さん、生田さん、窪塚さん、東山さん、鶴橋監督のほか光源氏の母・桐壺役と義理の母・藤壺役の真木よう子さん、正妻・葵の上役の多部未華子さん、愛人・夕顔役の芦名星さん、愛人・六条御息所役の田中麗奈さんが登場した。(毎日新聞デジタル)
映画「ゴジラ」のイベント「ゴジラ・フェス」内で上映された「フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー」「フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦」に登場するジェットジャガーのソフトビ…
歌手の氷川きよしさんが8月に開催した活動再開コンサート「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25thAnniversary Concert Tour ~KIIZNA~」の…
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…
俳優の松重豊さんが、主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)を監督・脚本も務めて映画化する「劇映画 孤独のグルメ」(2025年1月10日公開)の主題歌を、ロックバンド「ザ…
10月28日に発表された25~27日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、山田風太郎さんのファンタジー小説を俳優の役所広司さん主演で映画化した「八犬伝」(曽利文彦監…