プロテニスの錦織圭選手が、豪メルボルンで開催中の12年最初のグランドスラム(4大大会)「全豪オープン」(WOWOWで16~29日に生中継)に出場し23日、4回戦でジョーウィルフライ・ツォンガ選手(仏)に勝利し、ベスト8進出を果たした。大会第10日の25日にアンディ・マレー選手(英)と対戦する錦織選手が、4回戦を振り返った。(毎日新聞デジタル)
ウナギノボリ
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−−グランドスラムでの初のベスト8進出、おめでとうございます。率直な感想は?
本当にうれしいです。ベスト8に進出できたこともそうですが、このタフなコンディションの中、フルセットの試合に勝てたことがうれしいです。
−−第1セットを落とした後、第2セットから自分のプレーを取り戻しました。大きなきっかけはなんでしょう?
1セット目は自分の出だしが悪くて、ミスも多く、なかなかいいプレーができなかったのですが、2セット目から自然と気持ちを切り替えられました。そして、先にブレークして、あのような形でどんどん引き離せたので、そこからいいプレーにつながったと思います。
−−ツォンガのフォアを封じて、バックに攻めていたようでしたが、戦術的にはどうでしたか?
そうですね、ツォンガのフォアは相当警戒していました。バックに集めればそんなに打たれることもありませんので、なるべくバックに集めるようにしていました。
−−最後のゲームで、148キロの遅いサーブでポイントを取って、その後197キロのノータッチエースでした。そのときの心境は?
あのゲームを落としていたらどう転んでいたかも分からない状況でした。少しプレッシャーもあり、緊張もしていました。ただ、ファイナルセットもサーブの調子はよかったので、自信を持ってどんどん打っていけました。最後のノータッチエースは大きいポイントでした。
−−次のアンディ・マレー戦については?
昨年1回負けているので、そのリベンジもしたいですし、トップ4の選手はレベルが全然違ってくるので、そのレベルについていけるように頑張ります。これからはチャレンジャーの気持ちでどんどん進んでいきたいです。
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