男性3人組アイドルグループ「NYC」の中山優馬さんが13日、東京都内で行われた米ファンタジー映画「ジョン・カーター」(アンドリュー・スタントン監督)の初日舞台あいさつに登場。日本語吹き替え版で声を担当した中山さんは、ジャパン・プレミアで来日したアンドリュー・スタントン監督らと話をしたことについて、「今度は監督やキャストのみなさんと直接お話できるように英語を勉強したいです」と決意表明。MCからハリウッドデビューについて聞かれると、「そのときが来るように勉強したいです」と力強く宣言した。
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「ジョン・カーター」は、「スター・ウォーズ」や「アバター」に多大なインスピレーションを与えたといわれるエドガー・ライス・バローズ(1875~1950年)の伝説的SF小説を原作に、「ファインディング・ニモ」や「ウォーリー」で知られるスタントン監督が初の実写映画に挑んだ作品。南北戦争で愛する家族を失ったジョン・カーターが、不思議な現象によって未知なる惑星バルスームに迷い込む。そこは、権力者“マタイ・シャン”による暴挙のせいで滅亡の危機に瀕(ひん)しており、住民たちの窮状を目の当たりにしたカーターは、彼らのために戦いに身を投じていくという内容。
この日、映画の舞台である惑星“バルスーム”の住人“サーク族”に迎えられ登場した中山さんは、746人の観客の前で「初日を迎えてうれしいです」とあいさつ。人付き合いを絶ってきたカーターが、唯一心を許すおいのエドガー役で、吹き替え版に初挑戦した中山さんは、「難しかったですが、良い経験ができて楽しかったです」と笑顔を見せた。
4月から大学生として新生活をスタートさせた中山さんは、「この春から大学に入学して、1人暮らしをしているので、料理にも挑戦しています」と近況を報告しつつ、「主人公は心の傷を抱えながらも愛する人のために戦ったり、ストーリー性もあるし、アクションも3Dで楽しめる。ご家族や大切な人と劇場で見てほしいです」とアピールした。(毎日新聞デジタル)
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