テレビ朝日:12年度上期視聴率で開局以来プライム初首位

開局以来初めて上期の平均視聴率でプライム首位を獲得したテレビ朝日
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開局以来初めて上期の平均視聴率でプライム首位を獲得したテレビ朝日

 テレビ朝日は1日、今年度上期(12年4~9月)の平均視聴率が、プライムタイム(午後7~11時)で12.2%を記録し、1959年の開局以来初めて首位を獲得したと発表。「全日」(午前6時~深夜0時)の7.5%の2位は41年ぶり、「ゴールデン」(午後7~10時)は11.8%の2位で開局以来初の快挙となった。

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 同局は、好調の要因として、プライム帯のレギュラーバラエティー番組のベースアップ効果、期首・ゴールデンウイークの特別番組の高視聴率、報道ステーションの好調、サッカーW杯アジア地区最終予選4試合の高視聴率などを挙げており、ゴールデンの平均視聴率は前年比で0.7ポイント、プライムでも0.6ポイントの上昇となった。

 全日帯も「スーパーJチャンネル」(上期平均7.9%)やドラマ「相棒」シリーズのリピート放送をはじめ、土曜日曜午後のバラエティー特別番組も好調で、0.3ポイント増となった。なお、同局が独自に設定している「プライム2」(午後11時~深夜1時)も上期平均8.0%で首位を獲得している。

 9月25日の定例会見で、早河洋社長は、「チャンピオンの経験が長い二つの局(日本テレビ、フジテレビ)に挑戦できて、競争状況にあることは誇れることだと思う。ノックアウトされないように、脱落しないように切磋琢磨(せっさたくま)できればと思っている」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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