ゴールデンボンバー:話題のエアバンドが初冠番組「下克上始まった」

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 4人組ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」の初冠番組が20日深夜から、フジテレビ系でスタートすることが13日、明らかになった。番組名は、バンドの別称「金爆(きんばく)」を据えた「金爆一家」で、メンバーは小学生の4人兄弟という設定で出演する。ボーカルの鬼龍院翔さんは「時代がようやく金爆に追いついてきた!」と喜んでいる。

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 「金爆一家」は、ドラマ仕立てで最新のエンターテインメント情報やアイテム情報を紹介する5分間のバラエティー番組。近所から「ビンボー家族・金爆一家」と呼ばれる家庭に育つ4人の兄弟が、母親から「留守中に人を家に入れてはいけない」と厳しく言われているにもかかわらず、毎回その言いつけを破って大人を家に入れ、プレゼントをもらうことに成功する。しかし母親にばれてしまい、1人がお仕置きを受ける羽目になる……という内容。

 鬼龍院さんは次男「しょう」役で、樽美酒研二(だるびっしゅ・けんじ)さんは長男の「けんじ」、喜矢武豊(きゃん・ゆたか)さんは三男「ゆたか」、歌広場淳(うたひろば・じゅん)さんは四男「じゅん」を演じる。

 初収録を終えた樽美酒さんは「僕たちの下克上が始まった。5分(番組)から始まって、次は60分、最終的には24時間番組にしたい!」と宣言。メンバー全員が「ゴールデンボンバーだけにゴールデンに進出したい!」と目標を掲げた。番組の見どころを聞かれると喜矢武さんが「隠れミッキーがいるので全部見つけて応募してほしい!」とジョークを飛ばす一方で、鬼龍院さんは「(5分で)今流行しているエンタメも政治も天気も全部分かる。忙しい方は必見!」、歌広場さんは「テレビをつけっぱなしで寝ちゃっている人たちも(面白さで)起き出しちゃうような番組にします!」と熱い思いをアピールした。

 番組の難波加奈子チーフプロデューサーは、番組を「とにかくインパクトのあるものにしたいと考えていた」と説明。ゴールデンボンバーの起用について「楽曲のクオリティーの高さはもちろんのこと、ライブ中に作り込まれた演劇を入れたり、俳優やモデルの仕事など幅広くこなしています。あらゆるジャンルをカバーできるエンターテイナーなので、彼らなら必ず印象に残る、他に見たことがない5分にできると思いました」と語っている。

 ゴールデンボンバーは、04年に結成。ボーカルの歌以外は演奏しないというエアバンド。インディーズレーベルに所属しながら、その独特のパフォーマンスで話題を呼び、横浜アリーナや大阪城ホールなど大ホールでのコンサートチケットが完売するほどの人気を博している。1月に発売したアルバム「ゴールデン・アルバム」は、オリコンの週間アルバムランキングで初登場2位を記録している。

 「金爆一家」は20日から毎週土曜深夜1時35分~同40分。関東ローカル。初回は深夜1時55分から。(毎日新聞デジタル)

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