鴨、京都へ行く。:初回視聴率11.1% 松下奈緒が京都老舗旅館の新米女将に

「鴨、京都へ行く。」で主演する松下奈緒さん
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「鴨、京都へ行く。」で主演する松下奈緒さん

 女優の松下奈緒さんが主演する連続ドラマ「鴨、京都へ行く。 老舗旅館の女将日記」(フジテレビ系、毎週火曜午後9時)の初回が9日、放送され、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、オール京都ロケによる旅館を舞台にしたコメディー。松下さん演じる財務省キャリア官僚の上羽鴨が新米女将に転身し、借金まみれの旅館の再建に挑む姿を描く。京都の高級老舗旅館「上羽や」の一人娘でありながら、京都や老舗旅館を嫌い、東京でバリバリと働く鴨が、母の急逝で女将に転身し、旅館の経営を任される。しかし旅館の評判は急降下し、従業員からも慕われない。さらに強烈キャラの手ごわい京都人たちが新米女将・鴨に、次々に容赦ない追い打ちをかける……というストーリー。

 「上羽や」の買収を任されるコンサルタントを椎名桔平さん、「上羽や」の仲居頭をかたせ梨乃さん、別の旅館のおかみを若村麻由美さん、「上羽や」のベテランの仲居を堀内敬子さん、鴨の同級生を大東駿介さんが演じる。また4人組ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」が劇中の朝のテレビ番組に登場する“体操のお兄さん”を演じる。

 第1話では、母の訃報を受け、10年ぶりに京都へ帰った鴨(松下さん)が、葬儀を終えて東京に戻ろうとすると、衣川周平(椎名さん)が、自分に任せてくれれば「上羽や」の借金をすべてチャラにすると持ちかける。友人から評価額が上がるまで旅館を経営するのも悪くないと提案された鴨は、再び京都へ向かい、「上羽や」に客として宿泊。その翌日、衣川に経営再生のための追加融資を依頼し、旅館の従業員にはこれまでのやり方を根底からくつがえす改革案を発表し、その通りに営業するように一方的に告げる……と展開した。(毎日新聞デジタル)

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