有吉弘行:初のゴールデン帯冠番組も戦々恐々「主婦に受け入れられるか…」

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 タレントの有吉弘行さんが司会を務めるゴールデン帯初の冠番組「有吉ゼミ」(日本テレビ系)が10月からスタートすることが28日、明らかになった。有吉さんは「今まで深夜帯の番組が多かったので、(ゴールデン帯の視聴者層の)主婦の方に受け入れられるか……。どのくらいの加減でやっていいのかが不安でもあり楽しみ」と話している。

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 「有吉ゼミ」は同局の単発特別番組枠「サタデーバリューフィーバー」で5月に放送され、好評だったことからレギュラー放送が決定した。「アベノミクスで今、芸能人たちが続々もうけているらしい!?」など、番組のテーマに沿った体験を持つ芸能人の実生活に密着し、生活の実態や知られていない一面などを引き出していく。スタジオでは専門家がより詳しい情報を補足し、テーマをより深く掘り下げる。情報番組「ヒルナンデス!」で有吉さんと共演している水卜麻美アナウンサーがサポート役を務める。

 レギュラー放送を前に9月9日に放送される特番「有吉ゼミ 祝開講2時間スペシャル」の収録後に取材に応じた有吉さんは「新番組ということで、パネラーの人たちのレギュラー化したらレギュラーにしろよという意気込みが強くて、しゃべり倒して僕があまりしゃべる隙間(すきま)がないという事態が起こりました」と予想外の展開に少々面食らった様子だったが、「タレントってレギュラーが懸かるとよくしゃべるもんだと思いました」とタレントたちの“底力”に感心していた。

 サポート役の水卜アナについては「せっかくなので、新人アナがよかったかな。新鮮味がね……ないはないですけれど」と“毒”コメントを発しつつも、「今や初ですよ、女子アナ界のぽっちゃりスターって。看板アナですからありがたい。胸を借りるような気持ちです」と信頼を寄せ、水卜アナも「ヒルナンデスでご一緒するのは週に1回なので、有吉さんをつかめているようでつかめていない。今回のお話を聞いたときはがっつりできるのでうれしかったです」と話した。

 有吉さんに「今後、学んでみたい芸能人」を聞くと、「石田純一さんから謎の生き延び方を知りたい。ずーっと芸能界にいるのはすごいなって思う」とにやり。「モト冬樹さんとか、ずっと金稼いでいる人から(芸能界での)生き延び方を知りたい」と興味津々の様子だった。有吉さんは「すぐに終わっちゃった(前番組の)『赤丸!スクープ甲子園』よりは続けたい」と“毒舌”をまじえつつ、「ためになることを赤裸々にやっている。いろいろな芸能人の新しい一面をみられると思う。勉強になります」と番組をアピールした。

 「有吉ゼミ」は10月7日スタート。毎週月曜午後7時に放送で初回は2時間スペシャル。9月9日午後7時から特別番組「有吉ゼミ 祝開講2時間スペシャル」も放送される。(毎日新聞デジタル) 

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