半沢直樹:原作本が文庫初のシリーズ2作連続売り上げミリオン達成

文庫本の累計売り上げが100万部を突破した池井戸潤さんの小説「オレたち花のバブル組
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文庫本の累計売り上げが100万部を突破した池井戸潤さんの小説「オレたち花のバブル組

 オリコンは31日、週間本ランキング(11月4日付)を発表し、俳優の堺雅人さん主演で大ヒットを記録した連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、7~9月放送)の原作第2弾で池井戸潤さんの小説「オレたち花のバブル組」(2010年12月3日発売、文芸春秋)が、累計100万部を売り上げたと明らかにした。シリーズ第1弾「オレたちバブル入行組」(07年12月10日発売、同)は、10月14日付同ランキングで売り上げ100万部突破と発表されており、シリーズ2作連続の売り上げミリオン突破は文庫本では初という。

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 「半沢直樹」は、バブル期に東京中央銀行に入行した銀行マン・半沢直樹が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していくさまを描き、最終回は連続ドラマでは今世紀最高となる平均視聴率42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」のテレビ部門の2013年9月度月間賞を受賞した。

 「オレたち花のバブル組」は、前作「オレたちバブル入行組」での活躍で、東京本店に戻ってきた半沢直樹が、社内外の敵と戦いながら巨額損失を出した老舗ホテルの再建に関わる物語。ドラマでは“東京編”として描かれた。(毎日新聞デジタル)

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