NHK大河ドラマ:16年は真田幸村描く「真田丸」 三谷幸喜脚本で勇気と愛の物語に

16年の大河ドラマ「真田丸」の脚本を手がける三谷幸喜さん
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16年の大河ドラマ「真田丸」の脚本を手がける三谷幸喜さん

 NHKは12日、2016年の大河ドラマが真田幸村を主人公にしたオリジナルの「真田丸(さなだまる)」に決定したと発表した。脚本は、脚本家で演出家の三谷幸喜さんが手がけ、勇気と愛に満ちた物語として描く。

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 幸村は、上杉景勝、豊臣秀吉の人質として暮らした。関ケ原の戦いで西軍につく。大坂の陣で砦(とりで)を作って徳川家康の軍と奮戦するも、夏の陣で戦死。勇猛果敢な戦いぶりから「日本一の兵」と称賛されたエピソードなどから人気の武将で、アニメやゲームのキャラクターにも採用されている。

 ドラマは、信州の小さな領主のもとに生まれた幸村が、家族と共に知恵と勇気と努力で戦国の世をサバイバルし、家族と育んだ愛を胸に大坂城へ向かう姿が描かれる。題名の「真田丸」は幸村が大坂の陣で築いた砦の名。戦国の荒波に立ち向かう真田家を一隻の船にたとえているという。

 三谷さんが大河ドラマの脚本を手がけるのは04年の「新選組!」以来、2度目。制作統括は11年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」を担当した屋敷陽太郎チーフ・プロデューサーが務める。放送は16年1月から。全50回。

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