お笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんが4日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で行われた主演映画「福福荘の福ちゃん」(藤田容介監督、11月8日公開)の試写会に出席した。大島さんは“妊活”のため芸能活動を休業中だが、同作に限りプロモーション活動を行っており、同作で“おっさん”役を熱演した大島さんは、外国人記者を前に「こんなに大勢の方に来場いただいて感動した」とたどたどしい英語でスピーチ。さらに、「今回男役ということで話題となっているけど、映画自体も素晴らしいので、気に入ってくれたらうれしい」とアピールすると、会場から拍手が巻き起こった。
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試写会には、藤田監督らも出席。藤田監督は大島さんへオファーする際に「この役は大島さんしかできない。大島さんじゃなきゃこの企画はなくなります」と口説いたといい、その理由を「(大島さんは)日本人が好きな感情移入できる顔。同世代の男のコメディアンも考えたけど、大島さんの方が清潔感があり、生々しくない。そういった意味でも大島さんだった」と説明。それを聞いた大島さんは「他にいるだろうと。映画で共演した荒川(良々)さんも同じ顔だし、彼じゃダメだったのかな」と首をかしげ、会場の笑いを誘った。
また、男を演じることになり、「女性に見えちゃいけないので、男らしくなろうと思った」という大島さんは、「お風呂につからない。シャワーしか浴びない。マッサージに行かない。オーガニックのものを食べない。これを実行したけど、結構体がしんどかった。男の人は馬力があるなと思いました」と役作りの苦労を苦笑混じりに明かしていた。
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