BS11:震災から10年 山古志の復興支える22歳 ウィークリーニュースONZE

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 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は29日、2004年10月の新潟県中越地震により死者40人、住宅約2800棟が全壊と大きな被害を受けた新潟県の旧山古志村(現長岡市)で、復興を支えながら、震災の記憶を伝えようとする22歳の女性の姿を追った特集「かわらない ありのまま山古志」を放送する。

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 山古志地域は美しい棚田と牛の角突き、さらに錦鯉発祥の地として知られる。震災の経験と、山古志の魅力を伝えるやまこし復興交流館「おらたる」に2013年から勤務する川上沙織さん(22)は10年前、震災に遭い、約2年間の仮設住宅暮らしを経て、東京都内の短大に進学して栄養士の資格を取った。山古志に帰っていた父の勧めで地元に戻ることを決意した。

 番組では、まだ地震の爪痕が残る山古志で3月に開かれた火祭りで、東京の大学生たちと祭りを支える川上さんの姿と、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町の若者たちのグループとの交流を追う。

 放送は29日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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