綾野剛：歌舞伎町に登場で大歓声　沢尻エリカ、山田孝之らとレッドカーペットに

　俳優の綾野剛さんが主演する映画「新宿スワン」（園子温監督）のジャパンプレミアが7日、東京・新宿の歌舞伎町で行われ、綾野さんをはじめ、沢尻エリカさん、山田孝之さん、伊勢谷友介さんら主要キャストが、セントラルロードに設置されたレッドカーペットに登場した。綾野さんらがリムジンから降り立つと、沿道に詰めかけたファンから大きな歓声が上がった。

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　「新宿スワン」は、和久井健さんが週刊マンガ誌「ヤングマガジン」（講談社）で連載されたマンガ「新宿スワン　歌舞伎町スカウトサバイバル」が原作。綾野さんが演じる白鳥龍彦は、金も仕事もなかったが、敏腕の風俗スカウトマンに気に入られ、スカウトマンになる。伊勢谷さんは、龍彦をスカウトに誘う真虎（まこ）、沢尻さんは風俗に勤めるアゲハ、山田孝之さんはスカウトマンの南秀吉を演じている。

　レッドカーペットには、出演者の山田優さん、金子ノブアキさん、深水元基さん、豊原功補さん、園監督、脚本を担当した鈴木おさむさんらも出席。集まったファンのサインの求めに応じながらレッドカーペットを歩いた綾野さんは「ありがとうございます。いよいよ始まったなと。第一歩踏み出したなと思っています」とあいさつ。園監督は「新宿はぼくの青春の地であり、芸術家やミュージシャンを育てた街。ぼくが青春時代を過ごした新宿の残像がこの映画にも映っていると思う。ぜひ劇場に足を運んでください」と呼びかけた。

　映画の主題歌はオオカミの覆面をした異色のロックバンド「MAN WITH A MISSION」、挿入歌をロックバンド「UVERworld」が担当。30日公開。