広瀬すず：樹木希林らとTIFF新設賞に　「恥ずかしい気持ちも」

　女優の広瀬すずさんが31日、東京・六本木で行われた「第28回東京国際映画祭（TIFF）」のクロージングセレモニーに出席。日本映画界へ目覚ましく貢献している人に贈られる今年新設の「ARIGATO（ありがとう）賞」に選ばれた広瀬さんは「日本でこのような賞をもらうのは初めてなので、恥ずかしい気持ちもありますが、支えてくださったたくさんの方に感謝の気持ちを込めて、一生懸命頑張りたいと思います」と喜びを語った。

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　同賞には、劇場版アニメ「バケモノの子」などの細田守監督や女優の樹木希林さん、リリー・フランキーさん、レベルファイブの日野晃博社長も選ばれ、広瀬さんとともに授与式に出席。細田監督は「こういう賞をいただけたのもスタッフ、キャストのおかげだと思います」と周囲への感謝を語った。

　28回目を迎えた今年のTIFFは22～31日に六本木や新宿などで開催され、オープニング作品のロバート・ゼメキス監督最新作「ザ・ウォーク」からクロージング作品となった佐藤浩市さん主演の「起終点駅 ターミナル」（篠原哲雄監督）などを上演。16作品が出品したコンペティション部門の最高賞「東京グランプリ」にはホベルト・ベリネール監督の「ニーゼ」が選ばれた。