山戸結希:新作はジョージ朝倉原作「溺れるナイフ」 乃木坂46のMV監督がトークショー

トークショーを行う山戸結希監督
1 / 3
トークショーを行う山戸結希監督

 今秋に公開されるジョージ朝倉さんのマンガを実写化した映画「溺れるナイフ」や、人気アイドルグループ「乃木坂46」のミュージックビデオ(MV)などを手がけた山戸結希監督が、6月5日にトークショーを行うことが20日、明らかになった。イベントは、「おとぎ話みたいなお伽話」と題し、山戸監督の初期代表作「おとぎ話みたい」の上映とトークショーを行う。

あなたにオススメ

 山戸監督は2012年、上智大学在学中に「あの娘が海辺で踊ってる」を自主配給で上映。14年に映画「5つ数えれば君の夢」(14年)が、渋谷シネマライズの監督最年少記録で公開され、「おとぎ話みたい」(13年)がテアトル新宿のレイトショー観客動員を13年ぶりに更新。15年には「第24回日本映画プロフェッショナル大賞」で新人監督賞を受賞した。最近では「乃木坂46」のシングル「ハルジオンが咲く頃」の映像監督を務め、11月に映画「溺れるナイフ」が公開される。

 イベントは、渋谷ユーロライブ(東京都渋谷区)で、第1部が午後6時、第2部が午後8時15分に開演。上映後のトークショーには第1部に起業家の家入一真さんとミスiDプロデューサーの小林司さん、第2部に「時をかける少女」(1983年)などの代表作を持つ大林宣彦監督がゲスト出演し山戸監督とトークする。チケットは全自由席(入場整理番号付き、3歳以上有料)で1700円。21日午前10時からセブンイレブンなどで店頭販売される。

 山戸監督は「たった一度の6月5日が、渋谷の街をすり抜ける女の子と男の子にとって、おとぎ話みたいな未来への交差点に、なりますように。たくさんの音楽を聴きながらそのすべてを忘れて歩く季節、心の中で語り継がれるおとぎ話みたいな歌に、なれますように」とメッセージを送っている。

写真を見る全 3 枚

映画 最新記事