菅田将暉:恋愛映画初主演で山崎賢人を尊敬 「すごいなって思った」

映画「溺れるナイフ」の初日舞台あいさつに登場した菅田将暉さん(中央)
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映画「溺れるナイフ」の初日舞台あいさつに登場した菅田将暉さん(中央)

 俳優の菅田将暉さんが5日、東京都内で行われた主演恋愛映画「溺れるナイフ」(山戸結希監督)の初日舞台あいさつに登場。同作が恋愛映画初主演となる菅田さんは「(俳優の)山崎賢人と仲がいいですけど、本当にすごいなって思いました。かっこよく美しくないと、最後まで見てもらえないんですよね」と明かし、恋愛作品に多数出演している山崎さんへの尊敬の念を語った。

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 映画は、2004年10月~13年12月に月刊マンガ誌「別冊フレンド」(講談社)に連載されたジョージ朝倉さんの同名マンガを実写化。東京で雑誌モデルをしていた望月夏芽(小松菜奈さん)は、父親の故郷に引っ越し、刺激がない田舎町での暮らしに落胆するが、先祖代々の土地を守る神主一族の子孫で跡取りの航一朗(菅田さん)に出会う……というラブストーリー。

 舞台あいさつには、菅田さんとダブル主演を務めた小松さんのほか、人気グループ「ジャニーズWEST」の重岡大毅さん、上白石萌音さん、ロックバンド「ドレスコーズ」の志磨遼平さん、山戸監督も出席。菅田さんは「小松さんの顔面につばを吐くシーンがあったり、当時は違和感がなかったのですが、今考えると(長谷川航一朗という)役を演じられたのは、(山戸監督の)組ならではだったと思う」と振り返った。

 また、映画のタイトルにちなみ「溺れていること」を聞かれると、「最近、仕事で(体の)毛を剃ったんだです」と明かし、「こう見えてけっこう毛深くて。I字のやつで2時間ぐらいかけて。なかなかこういう機会はないので……『溺れる毛』ですね」と不思議な感覚だったと語った。

 一方、小松さんは自らが演じた夏芽について「私は12歳の頃からモデルを始めて、モデルならではの表現があることを、女優をしていて分かりました。夏芽もモデルから女優に転身するので、同じ道をたどっていて、近くに感じました」とコメント。幼なじみの航一朗を崇拝し、夏芽に憧れる同級生の松永カナを演じた上白石さんは「カナを演じるのはつらかった」と明かし、「話し方のスピード、歩くときの歩幅など、(演技を)今までで一番計算したキャラクターでした。監督と密に相談をして演じました。得るものが大きい役でした」と笑顔で明かしていた。

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