今週の真田丸:第28回「受難」 追い詰められた秀次の決断は… 松本幸四郎の呂宋助左衛門も登場

「真田丸」の第28回「受難」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第28回「受難」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の17日放送の第28回「受難」では、関白・秀次(新納慎也さん)が出奔するという前代未聞の事態が起こり、秀次が追い詰められた末にある決断を下す。さらに、歌舞伎俳優の松本幸四郎さんが商人・呂宋助左衛門(るそん・すけざえもん)役として登場。幸四郎さんは1978年放送の大河ドラマ「黄金の日日」でも呂宋助左衛門役として主演を務めており、大河ドラマで約38年ぶりに同役を演じる。

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 「真田丸」は、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がける大河ドラマ。堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じており、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。

 10日放送の第27回「不信」では、秀吉(小日向文世さん)と茶々(竹内結子さん)の間に再び男児が誕生したことをきっかけに、秀吉と秀次の気持ちがすれ違う……という展開となった。

 第28回「受難」では、秀次が出奔し、信繁(堺さん)が秀吉に取りなそうと奔走する姿が描かれる。信繁ときり(長澤まさみさん)は、大坂城に潜んでいた秀次を真田屋敷にかくまう。さらに、公家と付き合いの深い秀次によって信繁の母・薫(高畑淳子さん)の出自が疑わしいものとなり、信繁の兄・信幸(大泉洋さん)の妻・稲(吉田羊さん)と真田家の溝も深まる。また、秀次の思いを受けた信繁は商人・呂宋助左衛門(幸四郎さん)に会う……。

 「真田丸」では、秀次の最期が、最新の調査による新しい解釈で描かれるという。追い詰められた秀次の行動が注目される。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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