シャーロット・ケイト・フォックス:「べっぴんさん」で2年ぶり朝ドラ出演 撮影は「とても感慨深い」

「べっぴんさん」に出演するシャーロット・ケイト・フォックスさん=NHK提供
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「べっぴんさん」に出演するシャーロット・ケイト・フォックスさん=NHK提供

 2014年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「マッサン」でヒロインを務めた米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが、現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」に出演することが6日、分かった。フォックスさんが朝ドラに出演するのは「マッサン」以来、約2年ぶりで、通訳の夫を持ち、日本で暮らすエイミー・マクレガーを演じる。エイミーは妊娠中にヒロイン・すみれ(芳根京子さん)と出会い、すみれが子供服作りを始めるきっかけを作ることになる。20日の放送から登場する。

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 フォックスさんは「久しぶりの朝ドラの撮影に緊張しました。だけど顔見知りのスタッフもいて、すぐに緊張は解け、リラックスして撮影できました。また、リハーサルや撮影の最中に『マッサン』を撮影していた時のことを思い出し、とても感慨深いものがありました。本当に本当に楽しく活気がある現場でした」と出演を喜んでいる。

 ドラマを手がける制作統括の三鬼一希チーフプロデューサーは、フォックスさんの起用理由を「『マッサン』のエリー役・シャーロットさんが、朝ドラに帰ってきてくれました。『べっぴんさん』の主な舞台となる神戸は、古くから外国人の方々が多くいらっしゃったところです。戦後、ヒロイン・すみれは子供服作りに目覚めていきます。そのきっかけを与える人物がエイミーです。物語のエポックとなるエピソード。エイミーを演じていただける方は、シャーロット・ケイト・フォックスさん以外にいないと思い、ご出演をお願いしました」と説明している。

 「べっぴんさん」は、神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。脚本はドラマ「名前をなくした女神」「ファーストクラス」(ともにフジテレビ系)などを手がけ、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんの妻で脚本家の渡辺千穂さんが担当。すみれの父・五十八を生瀬勝久さん、母・はなを菅野美穂さんが演じている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回を予定。

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