来週のひよっこ:第6週「響け若人のうた」 実の行方に新情報? みね子は安堵するが…

綿引(竜星涼さん)に連れられ、実(沢村一樹さん)がいた宿泊所を訪れたみね子(有村架純さん)。管理人に実が泊まっていた部屋を見せてもらうが… (C)NHK
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綿引(竜星涼さん)に連れられ、実(沢村一樹さん)がいた宿泊所を訪れたみね子(有村架純さん)。管理人に実が泊まっていた部屋を見せてもらうが… (C)NHK

 有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、8日から第6週「響け若人のうた」に入る。乙女寮にやってきた警察官の綿引(竜星涼さん)に頼み込み、行方不明の父・実(沢村一樹さん)が暮らしていた場所を訪れるみね子(有村さん)。ある日、綿引から「実を見かけた人がいる」と聞かされ、安堵(あんど)するが、同時にある疑念も生まれ……。

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 実の行方を厚意で捜してくれている綿引と対面したみね子は、緊張しながらも喫茶店へ行き、初めて飲むクリームソーダに感動する。実が暮らしていたという作業員宿舎に案内してもらうが、お世辞にも快適とはいえない環境に胸を痛める。翌週、向島電機コーラス部の練習に参加したみね子たちの前に再び現れた綿引。みね子は「実を見かけた人がいる」と知らされるが、それならなぜ実は連絡してこないのかと、かえって不安を募らせる。

 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったのを機に集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。

 第5週「乙女たち、ご安全に!」では、期待と不安の中、東京での新生活をスタートさせたみね子。向島電機ではラジオの基板作りを担当。生来の不器用さと緊張から、何度も失敗してしまうが、乙女寮の寮長・幸子(小島藤子さん)らに励まされ、少しずつ新しい環境に慣れていく。初の休日、みね子の元を、ある若い男性が訪ねてくる……という展開だった。

 「ひよっこ」はNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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