相棒:反町隆史続投で新シーズン放送決定 10月スタート

「相棒 シーズン16」に出演する水谷豊さん(左)と反町隆史さん=テレビ朝日提供
1 / 1
「相棒 シーズン16」に出演する水谷豊さん(左)と反町隆史さん=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の新シリーズ「シーズン16」の放送が決定し、俳優の反町隆史さんが水谷豊さん演じる杉下右京の相棒・冠城亘(かぶらぎ・わたる)役を続投することが11日、明らかになった。反町さんの「相棒」出演は「シーズン14」「シーズン15」に引き続き3シーズン目で、今年公開された劇場版「相棒-劇場版4-」にも出演していた。「シーズン16」は10月から毎週水曜午後9時放送。

あなたにオススメ

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。反町さん演じる亘は、寺脇康文さんが演じた初代・亀山薫、及川光博さんが演じた2代目・神戸尊、成宮寛貴さんが演じた3代目・甲斐享に続く4代目の相棒。シーズン14で亘は法務省から出向中という役どころで登場するが、同シーズン最終回では法務省を事実上クビになり、正式に警視庁の所属になる様子が描かれた。シーズン15では晴れて警視庁入りし、当初は仲間由紀恵さん扮(ふん)する社美彌子が課長を務める総務部広報課の配属となるが、正式に特命係に配属され、右京とともにさまざまな事件に挑んできた。

 水谷さんは「まさかシーズン16を迎える日が来るとは、想像もしていませんでした。ここまで続けてこられた理由を私一人で語ることはできませんが、プロデューサーや監督、そして皆さんが、杉下右京にいろいろな可能性を見いだしているということではないでしょうか。僕自身、右京にはまだ何かあると思っています。だから、演じていて飽きることがありませんし、次はどんな右京と出会えるのだろうといつも期待しているんです」と語り、「シーズン16では、相棒が“新しい世界”に突入する予感があります。右京と亘のコンビも3年目になり、2人だからこその空気が自然に生まれてくると思いますし、シーズン15で描かれたぶつかり合い、考えの違いも出てくるでしょうから、そのあたりも楽しみです。守るべき相棒らしさと、挑むべき相棒としての冒険。この両方を新しいシーズンでもやっていきたい。とにかく、何が起きるか分からない『相棒』でいたいと思います」と意気込んでいる。

 また、反町さんは「また新たに『相棒』に挑戦できることをとてもうれしく思います」と喜び、「二度目のシーズンオフとなったこの5カ月間は、シーズン15が右京さんと亘の間に何かあるんじゃないかなという終わり方だったので、その後が気になっていました。シーズン16では、2人の関係性に何かこれまでと違う展開が待っているんじゃないかと期待しています」と期待を寄せている。

 シーズン16では、捜査1課の“両エース”こと伊丹(川原和久さん)と芹沢(山中崇史さん)、「暇か?」でおなじみの組織犯罪対策5課の角田課長(山西惇さん)、小料理屋「花の里」女将の月本幸子(鈴木杏樹さん)といった人気キャラクターも引き続き登場。復権を狙う警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二さん)、それを阻止しようと目を光らせる警視庁副総監の衣笠藤治(大杉漣さん)、右京を敵視する法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明さん)など、特命係の存続に多大な影響力を持つ上層部の面々や、特命係の動きを嗅ぎ回っている“謎の存在”、サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介さん)なども登場するという。

テレビ 最新記事