葵わかな:朝ドラ撮影開始から3カ月 ヒロインとして「日々足りないことばかり」

10月スタートのNHK連続テレビ小説「わろてんか」の第1週試写会に出席した葵わかなさん
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10月スタートのNHK連続テレビ小説「わろてんか」の第1週試写会に出席した葵わかなさん

 女優の葵わかなさんが6日、東京・渋谷のNHKで行われた10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」の第1週試写会に登場。ヒロイン・藤岡てん役の葵さんは、撮影開始から3カ月が経過した現在の心境を聞かれると、「しっかりしなくちゃって日々感じていますし、日々足りないことばかり」と反省。それでも「周りの大人が優しく手を差し伸べてくれるので、一人で頑張るよりも、みんなで頑張ればって思ってきた今日このごろです」と語っていた。

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 葵さん演じるてんは、京都の老舗薬種問屋の長女として生まれ、いつも周りを朗らかにしながら自分もよく笑う笑い上戸(=ゲラ)の女の子だが、葵さん自身も撮影現場では「息つく暇もなく笑っている」といい、「今まで自分の笑いの沸点は結構シビアだと思っていたんですけど、撮影現場に入ると面白い人がたくさんいて」とコメント。「スケジュールは大変で疲れる日々ではあるんですけど、ちょっとしたことに笑える環境で、(笑いに)救われています」と笑顔を浮かべていた。

 「わろてんか」は吉本興業の創業者、吉本せい(1889~1950年)の生涯をモチーフにしたドラマ。京都の老舗薬種問屋に生まれたヒロイン・てん(葵さん)が、笑いをこよなく愛する夫の藤吉(松坂桃李さん)と大阪を日本一の“笑いの都”にしていく姿を描く。主題歌は女優の松たか子さんが歌う「明日はどこから」。脚本はドラマ「美女か野獣」(フジテレビ系)などの吉田智子さんが手がけ、語りは同局の小野文惠アナウンサーが担当する。

 完成した第1週について「文字(台本)で見るよりももっともっとにぎやかなドラマになっている」と感想を語った葵さん。てんの幼少期を演じる子役の新井美羽さんに代わって、第1週の最後に登場するが、「子供のてんちゃんとあまり“別人”って思わなかった。ここがガチャってしちゃうと、見ている人が感情移入できないので、“同じ人”って感じがして良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 ドラマは10月2日~2018年3月31日に放送。全151回を予定。

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