19年大河「いだてん」:志ん生役にビートたけし起用の理由「“神様”は“神様”に」

NHKで開かれた「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の会見に登場したビートたけしさん
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NHKで開かれた「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の会見に登場したビートたけしさん

 タレントのビートたけしさんが、宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で“落語の神様”と呼ばれる昭和の大名人、古今亭志ん生を演じる。起用理由について、制作統括の訓覇圭さんは「私には、たけしさんが“神様”であるので、“神様”は“神様”にやっていただけるのが一番」と明かした。

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 訓覇さんは起用理由について詳細をたずねられると「志ん生さんもたけしさんも恐れ多くてコメントできない」としながらも、「志ん生さんを演じられるのはたけしさんではないかと思うのです。そういう“つながり”が視聴者に伝われば」と話した。また「信じられないぐらいうれしい。(オファーをするときには)本当にドキドキしていた」と話して、念願の起用であることをうかがわせていた。

 「いだてん」は、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。主演は、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんと俳優の阿部サダヲさん。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶりとなる。

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