ドクターX:未知子は死なず…最終話は今年最高視聴率 25.3%で有終の美

「ドクターX ~外科医・大門未知子~」に主演する米倉涼子さん
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「ドクターX ~外科医・大門未知子~」に主演する米倉涼子さん

 女優の米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5シーズン最終話が14日に20分拡大スペシャルで放送され、平均視聴率は25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したことが分かった。米倉さん演じる大門未知子が余命3カ月と判明し、病魔に侵されながらも“最後のオペ”に立ち向かう今までに無い展開で、今年の民放連続ドラマ最高の記録だった第9話の21.2%を上回り、有終の美を飾った。瞬間最高は午後10時2分に28.9%をマークした。

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 最終話では、未知子(米倉さん)がステージ3の後腹膜肉腫で余命3カ月というショッキングな事実が明らかになり、その矢先、未知子と敵対する日本医師倶楽部の会長・内神田景信(草刈正雄さん)がステージ4の食道がんであることも判明。未知子は神原晶(岸部一徳さん)から米ボストンで治療を受けるよう勧められるが、痛みを薬で抑えながら内神田のオペを執刀するが、その直後に倒れ込み、自らも手術台に上がることに……。

 未知子はこれまで目をかけてきた新米外科医・西山直之(永山絢斗さん)を執刀医に指名、「私、患者でも失敗しないので」と言葉を絞り出す。手術の様子を見守る晶からは、未知子がオペで起こりうる、あらゆる可能性を考えて準備していることが、未知子のノートとともに明らかにされた。手術の結果が明かされないまま、院長室のシーンへと移り、晶の口から「これもあの子の運命」という意味深長な言葉もあったが、ラストではキューバで新たなスタートを切る晶と未知子の姿が映された。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。第5シリーズとなる今回も、初回に20.9%と今年の民放連続ドラマとしては最高の数字をマークする好発進を斬ると、以降、第2話19.6%、第3話19.0%、第4話19.1%、第5話20.8%、第6話20.7%、第7話20.1%、第8話20.6%と高視聴率を連発。前週の第9話では21.2%と、初回を上回り、今年最高を更新していた。

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