歌手の氷川きよしさんが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場。自身18回目の紅白は3回目となる「きよしのズンドコ節」を歌う。ステージセットは「きよしの“き”にかけて、『金』よしです。来年はみんなが幸せになってほしいという思いを込めた」と言い、「とにかく本当に金をいっぱい使った宝船ですから。和のテイストを入れた衣装にしたいなと。やらせていただくことに感謝します」と明かした。

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　歌う順番が安室奈美恵さんが登場する特別企画の前になる。氷川さんは「すごいですね。大スターですものね。国民的に好かれる方だから。そういうふうになりたい。光栄です」と喜び、注目される時間帯に歌うが、「ぜひ見ていただきたい。僕のところも飛ばさないで。せっかくですから、よかったら見てください」と呼びかけた。

　今年印象的だったことは「アニサマで歌わせていただいたのがすごく刺激的。すごくいい勉強になりました。何でも挑戦することが大事。自分はこれだけしかできないではなく、いろんなところにはみ出しながら……。フリースタイルが大事だと思う」と話した。来年の抱負は「すごく幸せなんですよ、お陰さまで。この世界に入ってこれからが自分自身楽しんで感謝を忘れずに、来年はハッピーハッピーで」と話した。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」で、総合司会をお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんとNHKの桑子真帆アナウンサーが担当し、白組司会は人気グループ「嵐」の二宮和也さん、紅組司会は昨年に続き、2年連続となる女優の有村架純さんが務める。

　昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中ニュース中断あり）に放送される。