俳優の仲村トオルさんの主演ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」（テレビ東京系、月曜午後10時）が16日、スタートする。江上剛さんの同名小説（講談社文庫）が原作で、「会社の再生（再建）と人の再生」をテーマに、元銀行マンが異業界で会社再建に奮闘する波瀾（はらん）万丈な日々をドラマチックに描く。仲村さんはテレ東連ドラ初主演。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　ドラマは、テレビ東京に4月に新設されたドラマ枠「ドラマ Biz」の第2弾。元銀行マンの樫村徹夫が、財閥系銀行との合併を機に銀行を退職し、中華やイタリアンなどさまざまな業態を展開する飲食フランチャイズ企業「デリシャス・フード」のCFO（最高財務責任者）に転身、仲間と共に企業再建に奮闘する姿を描く。仲村さんのほか、椎名桔平さん、和田正人さん、大谷亮平さん、勝村政信さん、町田啓太さん、ミッキー・カーチスさん、竜雷太さん、水野美紀さん、長谷川京子さんといった豪華俳優陣が出演する。初回は15分拡大スペシャル。

　第1話は、樫村（仲村さん）は勤務先の銀行が吸収合併されて、順調な人生を送ってきた運命が一転。同期の宮内（椎名さん）ら行員たちは、次々と辞めていく。そんな中、樫村は、占師（カーチスさん）から「七味とうがらしを効かせた、味に深みのある人生になる」と予言される。カード会社に左遷された樫村は、やりがいのない日々に嫌気がさして転職を決めるが、転職先が買収され、無職になってしまう。困り切っている中、投資会社社長の山本（大谷さん）から、飲食フランチャイズ会社の再建の仕事を持ち掛けられ……というストーリー。