石原さとみ:「アンナチュラル」で主演女優賞 「つらいこともいっぱいあったけど…」

「東京ドラマアウォード2018」の授賞式に出席した石原さとみさん
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「東京ドラマアウォード2018」の授賞式に出席した石原さとみさん

 女優の石原さとみさんが25日、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2018」の授賞式後の会見に出席した。連続ドラマ「アンナチュラル」で主演女優賞を受賞した石原さんは「(受賞に)誇りを感じます。自信をもって見てほしいと言える作品」とドラマへの思いを明かした。

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 石原さんは「この作品が心から好きって、この作品が本当に面白いって、心から言えて、それに主演として参加できるって幸せなことだなって……」としみじみ。「つらいこともいっぱいあったけど、それすらも今は愛せているし。(今作が)かけがえのないものだと思います」と感慨深げに語った。

 ドラマは、死因究明専門のスペシャリストが集まるUDIラボを舞台に、全国で170人ほどしか登録がないという「法医解剖医」の三澄ミコトが「“不自然な死”(アンナチュラル・デス)」を解明していく姿を描く1話完結の医療ミステリー。2016年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子さん脚本のオリジナル作。今年1月から放送された。

 「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で11回目。17年7月~18年6月に放送されたドラマが対象。作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が選ばれ、同作で主演した田中圭さんが主演男優賞、同作に出演した吉田鋼太郎さんが助演男優賞を受賞した。ほかに「陸王」(TBS系)の阿川佐和子さんが助演女優賞を受賞。単発ドラマ部門の作品賞は、宮崎あおいさん主演で、葛飾北斎の娘・お栄の半生を描いた「眩(くらら)~北斎の娘~」(NHK)がグランプリに輝いた。

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