俳優の志尊淳さんと竹内涼真さんが31日、東京都内で開かれた映画「走れ!T校バスケット部」(古澤健監督、11月3日公開)の公開直前ユニホーム限定試写会に登場した。戦隊ドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」に出演した志尊さんと、特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」の竹内さんというヒーローがそろい踏みし、ユニホーム姿の観客の女性150人から大歓声が上がった。志尊さんは「T校はヒーロー(出演経験者)が5人以上もいて、ある種、ヒーロー映画」と話し、観客を沸かせていた。
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2人は、映画「帝一の國」(2017年)と、ソフトバンクのCMに続き、今作で3度目の共演となる。互いの印象を聞かれた竹内さんは、「じゅんじゅん(志尊さん)は容姿が可愛いじゃないですか。でも、きゃしゃでも男らしいんです。ファーストコンタクトでは、そこが分からないけれど、だんだん見えてきて……。中性的な役も多いけれど、そこから見える男らしさにドキドキする」と話した。
一方、竹内さんの印象について志尊さんは「皆さんが見た通り。爽やかで好青年なんだけれども、(共演した)『帝一の國』の途中で、“開放”した涼くんが面白くて。『帝一の國』の最初までは敬語だった。“開放”してからは敬語じゃなくなった」と答えた。竹内さんは「『帝一の國』のメンバーは同い年というイメージ。あっ、千葉(雄大)君は上だけど、でも同じぐらい(の感覚)」と話していた。
映画は、松崎洋さんの小説が原作。バスケットボールの強豪・私立白瑞(はくすい)高校の部内でいじめに遭い、退学した田所陽一(志尊さん)は、「二度とバスケはしない」と誓い、通称「T校」と呼ばれる多田野高校に編入した。クラスメートに説得され、バスケ部に入部した陽一は、個性的なチームメートと出会い、バスケの楽しさを思い出す。そしてウインターカップで、因縁の白瑞高校と対決する……というストーリー。竹内さんは、田所の先輩で、大学バスケット界のスター選手として名をはせる佐藤準役で出演した。
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