大沢たかお:来年51歳も「ずっと37歳と決めた」 休業、ロンドンでの舞台出演を経て心境に変化

名古屋市内で行われた特別番組「The世界力3(仮題)」の会見に出席した大沢たかおさん
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名古屋市内で行われた特別番組「The世界力3(仮題)」の会見に出席した大沢たかおさん

 2016年からおよそ2年間、俳優活動を休業していた大沢たかおさん(50)が、このほど、東海テレビ(名古屋市東区)で、年末に放送される特別番組「The世界力3(仮題)」(同局・フジテレビ系)の収録を行い、収録後に取材に応じた。番組では、女子テニスの大坂なおみ選手と男子テニスの錦織圭選手の初めての対談が実現。対談のナビゲーターとして司会に初挑戦した大沢さんに、休業や、今年9月末までロンドンで出演していたミュージカルなどについて聞いた。

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 大沢さんは、休業のきっかけを「大河ドラマをやっていた時に自分の気持ちが無くなってしまったことに気付きました。お客さんが見る仕事なのでモチベーションが100%無いのにやるのは良くないと思ったんです」と振り返る。

 休業を経て日本で映画「キングダム」(佐藤信介監督、19年4月19日公開)の撮影を終え、俳優の渡辺謙さんが主演するミュージカル「王様と私」のロンドン公演に出演。役作りのためがっしりした体形になり、「(出演時にくらべると)これでも痩せたんです。舞台ではファンの人も最初、僕だと気付いてくれませんでした」と冗談めかした。

 同公演では、世界の厳しさを肌で感じたという。「大変なんですよ、上がってくるのって。世界はエスカレーターやエレベーターを用意してくれない。自分の実力で何階か上がらないと口も聞いてくれないし、いじめられるんです。その中で成績を残した人だけがスタートラインに立てる」と力を込める。

 ロンドンでの経験で心境に変化があった。「これまでの自分だったら、今回の司会も絶対にやらなかった。(自分も)世界の舞台で苦しんだことで、(世界で活躍する)二人の話を聞いたみたいという率直な好奇心が湧いた」と明かし、今後の活動については「これからも皆がやっていないことをやり続けたい。ずっと“37歳”って決めたんです。いまバリバリですよ。これからです!」と満面の笑みで語った。

 「The世界力3」は、今年、世界を舞台に活躍した日本人アスリートたちにスポットを当て、その強さの原点に迫る。16年の年末に「The 世界力~渡辺謙×錦織圭×松山英樹~」として放送され、今回が3度目の放送。サッカー日本代表で英国プレミアリーグ・サウサンプトンFCに所属する吉田麻也選手も出演する。放送は12月29日午後11時40分から。

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