安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「まんぷく」（NHK総合月～土曜午前8時ほか）は、第10週「私は武士の娘の娘！」を放送。12月3日の第55回では、ある朝突然、たちばな塩業に進駐軍が踏み込んでくる。家宅捜索が行われ、混乱する福子（安藤さん）たちに告げられたのは、クーデターの容疑。倉庫の床下から大量の手りゅう弾が見つかり、萬平（長谷川博己さん）をはじめ、全社員が連行されてしまう。残された福子と鈴（松坂慶子さん）はうろたえるばかり。萬平たちは雑居房に入れられ、口裏を合わせられないよう、チャーリー・タナカ（岡崎体育さん）に見張られることに……。

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　「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福（ももふく）さんとその妻・仁子（まさこ）さんの半生がモデルのドラマ。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。

　第9週「違うわ、萬平さん」では、男の子を出産した福子だったが、萬平は、神部（瀬戸康史さん）をはじめとした何人かの従業員と一緒に、「ダネイホン」と名付けた新しい栄養食品の開発に夢中。開発チームに選ばれなかった「塩作り組」は腹を立て、大げんかに。そんな中、ついにダネイホンが完成したが、思いもよらぬ事態が萬平たちを待ち受けていて……という展開だった。